まず占い師の方がWEB集客や収益化を考える前に、やるべきことがあります。
同じような占いサービスがたくさんあり、占いポータブルサイトにはライバルがごまんといる中で、普通のことをしていては埋もれるだけ。
こちらの記事にも書いてますが、他の占い師ではなくて「あなただから」と選んでもらうための明確なコンセプトや切り口が必要になってきます。
そのための「必要な3つの準備」と「WEB集客方法」を解説していきますね。
①見込み客(ターゲット)の分析&リサーチ
多くの占い師が「誰に向けて商売をしてるか」が自分で把握できていない、ということ。
恋愛や人間関係でも言えることですが、相手の好みや性格によってアプローチを変えたり、接し方を考えたりしますよね?
これって普通の人間関係では当たり前のことですが、なぜかビジネスのことになると「相手を見なくなる」人が多いんです。
- 具体的にどんなことで悩んでいる人なのか?(具体的な問題や悩み)
- なぜその悩みを解決したいと思ってるか?(苦痛や痛み)
- その悩みを解決してどんな変化が欲しいのか?(欲求や願望)
まずは自分がお客さんのことを理解してるからこそ、その人に向けたメッセージや切り口を作ることができるんです。
もしいま既にお客さんがいるのであれば、「自分が誰に、どんな理由で選ばれてるのか?」を知る必要があります。
具体的なお客さんのリサーチ方法は、下記の記事で詳しく解説をしています。
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②自分のウリやサービスの特徴を作る(コンセプト)
じゃあ自分のお客さんのことが分かったら、それをメッセージとして届けるための「コンセプト」が必要になります。
コンセプトとは、「あなたのサービスが選ばれる理由」です。
よくやりがちなのが、「タロット占いができます」「四柱推命ができます」「算命学ができます」というありきたりなコンセプト。
これだと、べつにあなたじゃなくても、他所で同じことやってる人いるじゃないですか?
例えば、僕が過去にコンサルしたクライアントさんであれば、「過去に離婚問題で苦労した」という経験を持つ方がいたんですよね。
モラハラ夫や嫁姑問題とか、かなりゴタゴタしたそうで、相当な修羅場をくぐってきたそう…。
だけど、やってることは「あなたの運気を鑑定します」みたいな普通の切り口だったんです。
「ただ占いをします」「ただ鑑定します」ではお客さんは価値を感じてくれません。
これじゃあ、せっかく人生経験もスキルも活かせないので、「他は捨てていいので、夫婦関係(離婚も含む)の占いに絞りましょう」とアドバイスしたら、集客や売上が改善したんですよね。
やってもらったことは、以下の要素を徹底的に分析しただけ。
- 具体的にどんなことで悩んでいる人なのか?(具体的な問題や悩み)
- なぜその悩みを解決したいと思ってるか?(苦痛や痛み)
- その悩みを解決してどんな変化が欲しいのか?(欲求や願望)
- どんな手段や方法を使ってそれを提供するのか?(提供する具体的な解決策)
- なぜ他じゃなくてあなたのところじゃないと駄目なのか?(競合とあなたとの違い)
- あなたはなぜその人を占いたいのか?(あなた自身の動機や理念)
さきほどの見込み客(ターゲット)の理解に加えて、自分や競合の理解をすることで、自分独自のコンセプトは作れます。
他の占い師が「机上の空論」でしか語れないことを、自分自身のリアルな体験談を持ってるからこそ説得力も圧倒的に生まれる。
なおかつ「この人のために力になりたい」という明確なストーリーがあるからこそ、差別化ができて、お客さんから選ばれるんです。
詳しいコンセプトの作り方は下記の記事を参考にしてみてください。
③フロントエンド・バックエンド商品を作る
多くの占い師は、「1時間〇〇円」という単発サービスしか用意してない人も多く、収益化の構造が作れていません。
だから時間の切り売りになってしまったり、リピーターもつかないから収益も安定しにくく、増益も見込めない。
なので、作ったコンセプトを元にして、「フロントエンド商品」と「バックエンド商品」を作ります。
- フロントエンド商品:お試しサービス(1時間◯◯円の単発サービス)
- バックエンド商品:メインサービス(高額サービス、継続プラン)
最初の「1時間◯◯円」という単発サービス(フロントエンド商品)はあくまでも、バックエンド商品に繋げるための「集客用」です。
単発サービスを受けてくれた人をヒアリングしていき、その人の悩みや欲求を理解した上で、バックエンド商品を提案します。
例えば、「月◯回×6ヶ月の継続プラン」を作るのでもいいですし、「お客さんの状況に合わせたオーダーメイド鑑定」でもいいかもしれません。
紹介制度やポイント制度を作って、リピートや口コミが起こるアイデアを考えるのもアリです。
商品・サービス作りの詳細はこちらの記事を参考にしてみてください。
副業でもすぐに始められる占い師のWEB集客方法
一番肝心な「集客」の部分。
今は誰でもWEBメディアを持てる時代になりましたし、プラットフォームを利用して集客することも可能になってきました。
副業スタートの方でも、すぐに始められるWEB集客方法を2つご紹介しますね。
スキルシェアサービスに登録する(ココナラ、タイムチケット等)
自分のメディアを持ってなくても、スキルシェアサービスを使えばすぐに販売をスタートさせることができます。
ココナラやタイムチケットがあなたの代わりに集客をしてくれるので、あなたはサービス登録をしてお客さんが購入してくれるのを待つだけ。
副業からスタートしながら、手軽にビジネス経験が積めることは非常に大きいです。
もちろん「適当」に書いても反応は取れないので、お客さんが買いたくなるようなキャッチコピー・文章を考えながら試行錯誤を重ねていきましょう。
さきほどお伝えした、ターゲット分析やコンセプト作りがしっかりできていれば、ここは書けるはずです。
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自社の集客メディアを作る(WordPressブログやSNS)
ただスキルシェアサービスだけに集客を依存するのはリスクですから、自分の集客メディアも必ず持ってください。
WEB上で文章を書くこと、発信することに慣れてない人は『Twitter』を活用するといいです。
「1つぶやき140文字」なので長い文章を考えなくても気軽に発信できますし、アウトプットの練習にもなります。
Twitter上で「役に立つ情報」を発信し続けていけば、フォロワーも自然と増えてきて、それが申し込みや問い合わせに繋がることもありますので。
Twitterアカウントの運用方法については、下記記事を参考にどうぞ。
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発信慣れてきたら次に、SEOに強い『WordPressブログ』を作りましょう。
検索エンジンからアクセスが自動的に集めらるブログが作れれば、それだけで集客はかなり安定してきます。
占い業界は特に、アメブロのような無料ブログしか持ってなくて、「検索エンジンの仕組み」すらも理解してない方が多いです。
アメブロは手軽に始められる分、検索エンジンからのアクセスを集めにくいので「集客の仕組みとしては弱い」んですよね。
ライバルたちがやってないうちに、いまのうちから集客ブログを育てていきましょう。
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まとめ
占い師の方が稼いでいくための方法を一通りご紹介しましたが、いかがでしたか?
ここで一番大事にしてほしいのは、「3つの準備」です。
- 見込み客(ターゲット)の分析&リサーチ
- 自分のウリやサービスの特徴を作る(コンセプト)
- フロントエンド・バックエンド商品を作る
結局のところ「あなたのところから買う理由」がないと、値段や手軽さでしか選ばれないからです。
頭をこねくり回して考えて、手と足を使ってリサーチしながら、進めていきましょう。
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