この記事を読まれてるってことは、もしかしたら本棚には、大量の自己啓発本とかビジネス本って沢山あるんじゃないですか?
そして、、「いつか読もう・・」そう思って読んでない本がもし大量にあるのであれば朗報です。
実は最近、知人に勧められた本に影響を受けてしまい家の本棚にある本を50冊以上処分してしまいました。処分するときは20秒だけ躊躇いましたが結果的に良かったです。
なぜなら心にゆとりが出来て、お財布まで豊かになってしまいましたから。誇張ではなく本当(マジ)です。
これを読めばきっと本を捨てたくなるに違いない気がするので、もし心もお財布も豊かになりたくないなら、この先は読まないことをオススメします。
「ぼくたちに、もうモノは必要ない」を読んで知ったミニマリストと断捨離
僕が影響を受けた本がこれです。佐々木典土さんという方が書いたベストセラーで「ミニマリストブーム」の火付け役となった本(らしい)です。
ミニマリストとは
ミニマリストとは、「モノを最小限に減らして、常識に囚われない豊かな暮らの生き方」をする人のことを指します。
この本には、モノを捨てたことによって人生が変わった話や、断捨離するコツなどのノウハウが書かれていて、モノを捨てられない人にとっては目からウロコになる内容です。
なぜモノを捨てると豊かになるのか
特に、勉強熱心な方や自己投資を惜しまない方は、いわゆるノウハウコレクターのようになってしまい、家に読まない大量の本があったり、PCデスクトップに大量の情報教材があって、色んなことに意識が分散してしまうケースがあります。
「いつか読もう」「いつか使おう」そう思いながらも、役に立たないモノと情報が部屋のスペースを埋めることってないですか?意識がいつも分散されてなにをしていいか分からず時間を無駄に過ごすことってないですか?
最悪データくらいはPCの見えない場所にまとめておいたり、クラウド上で整理すればいいけど、「モノ」に関しては物理的なスペースを埋めるだけでなく意識のスペースにまで介入してきます。
単純な話、視覚情報としても無意識に入ってきますし、情報が多いと余計な考え事をしたり、大量の情報を整理できずにゴチャゴチャする状態が常に起こって、知らない間に集中力低下やエネルギーの分散に繋がります。
これだけ情報化社会が進んでる時代ですから、必要な情報から必要でない情報まで、僕らの生活は情報によって支配されてると言っても過言ではないと思います。
それによって意味もなく他人と比較したり、不必要な劣等感を感じたり、いくらモノで満たしても心が満たされず常に不足感を感じたり、不要な情報によって生活に悪影響が出てしまってる可能性があるわけです。
生活がモノと情報に知らず知らずに支配されてしまう時代だからこそ、不要なモノを捨てることで、自分にとって本当に必要なモノ・情報・時間を大事にして生きれるし、余計なことにエネルギーを奪われにくくなるわけです。
「本棚が自分だと思い込んでいた」
ある一節で、本を捨てられなかった著者が「なぜ今まで読まない本を捨てられなかったのか」という理由について、こう述べていました。
読んだ本を血肉に使いこなしていなかったのに、本を増やし続けた。ぼくは自分の価値を、置いてある本の量で示そうとしていた。ついには読んでもない本を「自分自身」だと思い込んでいたのだ。
これはノウハウコレクターにあるあるの心情なのですが、本や教材を買っただけで満足してしまう。
有名な本やレベルが高そうな教材をコレクションするのが一種の自分のステータスみたいになってしまい、コレクション自体は何の役にも立ってない状態。
僕も以前は本が大量にあったので、情報収集の量を激減させてアウトプットに注力するために、情報やモノの断捨離はこれまでに沢山してきました。
でも「いつか読むんじゃないか」という理由で、”何かの時のため”に本棚にストックしていたんです。
でも結局のところ、ほとんど読まないまま本棚がいっぱいになっていく。。。
このミニマリストの本を読んで、「あー、完全に俺のことだわ」「まだまだ捨てきれてないわ」と率直に感じました。
ということで、早速深夜1時に本の断捨離を実行しました。
本を処分する基準
※50冊以上の処分対象となった本たち
本を処分する際に2つの基準を設けて、必要な本と不要な本を区別しました。
①「いつか読む」はほぼ読まない
「きっと何かあった時のために取っておこう」こんな本はほぼ間違いなく読みません。もし1年以上も本を開いてないのであれば、たぶんこれから先もずっと読むことってないと思います(笑)
例えば、心理学・自己啓発・スピリチュアルなどの本で、とても大事なことが書かれてるけども、ただの知識欲を満たすだけになってる、一度読んだだけで何も身になってない。
そんな本はこれから先も読むことはないので思い切って処分対象にしました。
逆に、繰り返し読んでる本や、仕事や勉強で必要な本は、捨てたら逆に困るので捨てる必要はないです。
仮にいつか本当に人生で必要になった時は買えばいいだけの話ですし、「本当に必要なものであれば必要なタイミングでまた現れる」と僕自身は思ってるので、「いつか読む」という本は今は必要ないと判断しました。
②自分の人生に影響を与えてない
その本が自分の人生においてあまり影響がなかった場合、その本は今までの自分にとって必要でなかった可能性があります。なので、そのカテゴリーに入る本も処分対象にしました。
もしその本捨てたら、今の生活に何か支障が出るか?困ることないか?って考えたら、ほぼ問題ないと思うんです。
中にはけっこう高い値段で買った希少性のある分厚い本もありましたが、1ページも開いてなかったので今の人生において影響がないモノだったと割り切ることにしました。
処分したい本をAmazonで出品
僕は当時、Amazonせどり(転売)というビジネスをやっていて、Amazonに商品を出品しておりました。
外注など雇わず自分だけで本業でガッツリやってた時は、月商100万・利益30万以上くらいはあったのですが、今はやる気がなくなったので辞めました(笑)
まだ当時使っていたアカウントが残っていたので、Amazonに処分したい本を出品して売りさばく。
例えば、この「パワーか、フォースか」という本も数年前に2,000円くらいで買った本でしたが、全く読んでなかったので出品してみたところ5,000円近くまで値上がりしたのでラッキーでした(笑)
他にも色々と本を売りさばいて、合計にして3万円近くは稼げたんじゃないでしょうか。
本を処分して良かったこと
本を処分してよかったのは2つ。心とお金です。
①心にゆとりが出来た
本を処分したくらいで。。と思う方もいるかもしれませんが、部屋の空間が整うだけで気持ちが全然違います。
本のことをいちいち気にしなくなりましたし、埃取りなどの掃除もしなくても済みますし、圧迫感もなくなるので、部屋での仕事が捗るようにもなります。
掃除された綺麗な部屋で仕事するのと、散らかった汚い部屋で仕事するのでは集中力に雲泥の差が出るように、本棚(部屋の一部)を綺麗にすることで、仕事の集中力も増して、心にゆとりが出来るようになりました。
また本に限らず、大量のメルマガ購読をしてて、メールボックスが未読メールだらけになってる人いませんか?
あれも結局、本と同じで物理空間には影響なかったとしも、あなた自身の意識のスペースを埋め尽くしてるわけで、それによって意識が分散したり、情報過多になって行動できない。ということに直結してきます。
行動できない、何をしていいのか分からないという人は、まず行動することではなく無駄な情報やモノに囲まれすぎて、気持ちに余裕がなくなって、優先順位がつけられてない可能性があります。
それを解決する1つの方法としてモノと情報の断捨離のために本を処分するのはオススメです。
②財布の中身が豊かになった
これは分かりやすいですね(笑)
さきほど紹介した本のように、意外と家に眠ってる本の中にお宝があったりするので、そういうのが分かるだけでも面白いです。
これは余談ですが、「副業したい」「ビジネスしたい」けど何をしていいか分からないという方こそ、まず家にある不要品とか本をネットで売ってみることから始めるといいんじゃないかと思うんですね。
「メルカリ」「ヤフオク」などであればリスクもなく気軽に始められるし、ネットでモノを売るというビジネスの練習にもなるのでオススメです。
ミニマリストになる必要はない
僕がここで言いたいのは「ミニマリストになれ」ってことじゃありません。
「ミニマリストブーム」に憧れてる人もいますが、無理に自分の生き方を変えてストレスになるくらいなら変えないほうがいいです。生き方は人それぞれで何に価値を感じるか、どう生きたいかは本人が決めたらいいので。
ただ、本当に自分にとって必要でないモノ・情報に支配されてるのであれば、それは一度見直すべきだと思うんですね。
部屋全体の断捨離するのはハードル高く感じるかもしれませんが、まずは「本」からでも整理して、処分するだけで、生活のクオリティが変わるはずです。
ぜひ、試してみてください。
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