【メルマガの書き方】テンプレート事例や刺さる文章のコツを紹介

情報発信ビジネスをする上で、メルマガを使うことは必須とも言えます。

ブログやSNSのような待ちのメディアではなく、メルマガはこちらから読者さんにアプローチができたり、届けたい情報をこちらから意図的に発信することができるので、うまく使いこなせればファン化に繋げられます。

 

だけど、ただ書きたいことをメルマガで書いても意味がありません。

メルマガは明確な意図を持って書くか効果が出るものなので、メルマガの書き方がイマイチわからないという方はまず基本的な型を覚えましょう。

 

今回はメルマガの基本的な書き方、書く上で抑えなければいけないポイントを解説します。

これを実践するだけで、メルマガもグッと書きやすくなるでしょうし、読者さんからの反応も変わるはずです。

 

メルマガの基本的な構成(テンプレート)!事例付きで解説

メルマガを書くときはこの基本構成を頭に入れておくと、書きやすくなるかなと。

  1. 件名
  2. 導入文(目的)
  3. 理由や具体例
  4. 結論(主張)
  5. CTA(コールトゥアクション)

 

件名

いくら内容が素晴らしいメルマガを書いても、タイトルが魅力的でないと開封すらさないため、せっかく書いた文章は「ないに等しい」ものになります。

例えば、「英単語を覚える方法」というタイトルよりも、「毎朝たった5分で1単語覚えられる英単語記憶術」みたいなタイトルのほうが、「お?!」ってなりませんか?笑

 

タイトルをちょっと変えるだけで、価値がありそうなものに感じてしまう、中身が気になって読みたくなってしまう工夫が大事です。

ポイントとしては、

  1. Useful(有益性)…メリット、お得感が伝わるタイトル
  2. Ultra specific(超具体性)…数字や実例を入れた具体的なタイトル
  3. Unique(独自性)…面白い、意外性のあるタイトル
  4. Urgent(緊急性)…今すぐ読みたくなる緊急性のあるタイトル

この4つの法則(4U原則)に当てはめてメルマガタイトルを考えてみるといいですよ。

詳しくは下記の記事を参考にしてみてください。

 

導入文(目的)

このメルマガで得られるメリットやベネフィットは具体的になにか、を最初に伝えたほうがいいですね。

特にまだ関係性が構築できていないメルマガ読者さんの場合、「このメルマガの内容は自分にとって関係のある話なのか?」が理解できないと、最後まで読んでくれないからです。

●今回はトークに自信がない人でも、自信を持ってお客様にクロージングできる方法をお伝えします。

→メルマガ読者さんにとってのメリットやベネフィットを伝えて興味を惹き付ける

●「ブログを毎日書いているのにアクセスが増えません」…こんなご相談が最近増えているのですが、あなたも同じように悩んでいませんか?

→メルマガ読者さんが抱えている悩みを代弁して興味を惹き付ける

このように読者さんのメリット・悩みで興味付をして、メルマガを読む目的を読者さんに理解してもらうことが大事です。

 

あと、高等テクニックとしては、本題には関係のない話題で「ツカミ」ができると、ブランディングにも繋がるんですよ。

例えば適当に即興で作ってみたのですが、、、

プライベートの話題を使ったツカミ

今日は家族でネズミ王国に行ってきます。…はい、ディズニーランドです。夢の国です。

テンションあがりすぎてやばいです。無事に帰ってこれるか心配です。

 

もしかすると私はネズミ王国に永住するかもしれません。

もしメルマガ配信が止まったら、どうか私のことは探さないください。

ああ、きっとあの人はネズミ王国の住人になったのね、、とお察しくださいw

さて、本題に入りますが・・

こんな感じでプライベートな話題をツカミに入れて情報共有すると、「〇〇さんはディズニーランドが好きなんだ!私と同じ価値観だ!」と、メルマガ読者さんの中で親近感が生まれるんですよね。

(ちなみに僕は独身ですし、ディズニーランドがめっちゃ好きなわけではありません。笑)

 

プライベートな話題以外にも、季節ネタ、流行、ニュースなどの題材もツカミのネタに使えますよ。

役に立つ有益な情報を届けるのも大事なのですが、たまにこういう人間性が見える情報を伝えるとメルマガ読者さんは喜ぶので、ぜひ試してみてください。

 

もちろんツカミで大滑りする可能性もあるのでw、ちょっと難しいなという場合は「さて本題ですが、今日は〇〇についてお話します…」といきなり本題(目的)から入ってもOKです。

 

理由や具体例

ここからメルマガの本題に入っていきますが、最初に伝えたメルマガの目的に対する理由や具体例を伝えていきましょう。

例えば、「ターゲット選定の間違いについて」という題材でメルマガを書く場合…

  • なぜターゲット選定の間違いについて書こうと思ったのか(理由)
  • ターゲット選定の間違いについての具体的なエピソード(具体的な事例)
  • なぜその事例が間違いなのか、何が問題なのか(根拠)
  • その間違いを解決するにはどうすればいいのか(解決策)
  • なぜその解決策が必要なのか(解決策の根拠)
  • ターゲット選定の間違いを解決できると何が良いのか(ベネフィット)

ただ単に、「こうしましょう」「これがいいですよ」「こんなことがありましたよ」とあなたの意見や主張だけ書くのではなくて、具体性と根拠を持たせることが大事です。

 

あと、できるだけメルマガの内容を書くときは「ストーリー」を使うことを意識してください。

というのも、事実や理屈をつらつらと並べられてもメルマガ読者さんは話を理解できません。

 

経験ないですか?家電量販店でパソコンのこと聞いたら、めっちゃ専門用語言われて、結局よくわからなかったこと。

PC詳しすぎる店員さん
容量は◯◯GBで、スペックは◯◯で、◯◯機能を搭載してまして、マザーボードが◯◯で、ちなみに基盤が◯◯にもなってまして、しかも生産工場が◯◯なので、、
お客さん
は、はぁ…

こういうこと言われても、パソコンに詳しくない人は理解できないわけですよ。

 

それよりも、

PC詳しすぎる店員さん
これ動画編集のときもめっちゃサクサク動きますし、編集中に他のYouTube動画とかも同時見ちゃったり、iTunesで音楽とか聞いたり、ブログ書いたりしても、快適なんですよ!

「仕事めっちゃ捗るわ~」って、購入されていったIT系のお仕事の方とか、社長さんとかすごい喜んでくれてます。

って言われたほうがイメージできるんですよね。

要は、自分事に感じられない話をすればするほど「自分には関係ない」と心のシャッターが閉じてしまいます。

 

ですので、あなたの専門知識をひけらかしたり、理屈を押し付けるのではなく、ストーリーと絡めて情景が浮かぶようにメルマガを書くことを心がけてください。

ストーリーを使う時のコツとして、5W2Hを使って具体的にしていくと読者さんも理解しやすくなります。

 

例えば、「彼女に振られました」と表現するよりも、

  • When(いつ):真夏の太陽が降り注ぐ8月中旬
  • Where(どこで):東京銀座の公園で
  • Who(誰が):付き合って半年の彼女に
  • What(何を):振られてショックだった
  • How(どのように):平手打ちをされて
  • How much:(どれくらい):10回
  • Why(なぜ):浮気がバレたから

これ即興で作ったのであまり上手じゃないですがw

ただ説明されるよりも、5W2Hを使って情景がイメージできる話のほうが理解しやすいですよね。

 

具体的なストーリーは頭にスッと入りやすく信じやすい、ということを覚えておいてください。

 

結論

そして最後にもう1度、結論(目的)の話をしてください。

  • ~~~~だから、ターゲット選定を間違えてはいけないのです。
  • ~~~~なので、クロージングでは〇〇が大事なのです。
  • ~~~~ですので、WordPressブログは1日も早く立ち上げたほうが良いのです。

というふうに、このメルマガで一番伝えたかったこと(目的)を再度共有しましょう。

 

実は、この最後の締めの結びを毎回できているかどうかで、セールスの成約率にも大きく関わってきます。

というのも、「勉強にはなったけど何のメルマガだったっけ?」と読者さんが読んでいる目的を理解していなかったら、メルマガで大事なことを教育をしているのに伝わっていないことになるからです。

 

こっちは読んでくれている、理解している前提でメルマガを書いてつもりでも、「え?そんなこと言ってたかなぁ…」と忘れている読者さんがほとんどなので、ちゃんと毎回メルマガで何を伝えたかったのか、しっかり明記してあげてください。

 

CTA(コールトゥアクション)

あとここも大事なのですが、「この記事URLを読んで欲しい」「返信が欲しい」「アンケートが欲しい」という何かしらアクションを起こして欲しい場合、明確に意思表示しましょう。

「メルマガ書いてるのに返信がないんです」「メルマガで案内してるのに商品が売れないんです」っていう人に限って意外とやってしまいがちなのが、何も意思表示をしてないということ。

 

あなた自身がちゃんと「◯◯してほしい」と意思表示しない限り、読者さんは行動しようという意識にはなりません。

エスパーではないので、察することはできないのですw

  • クロージングの極意を身に付けてサクサク売れる営業マンになりたい方は、こちらの有料講座をご覧ください。
  • Googleのアップデートに振り回されることなく集客を安定させたい方は、こちらの資料をお読みください。
  • もしあなたがマッチングアプリの活用法に興味があるなら、こちらのアンケートに回答していただけるとマッチングアプリ攻略E-BOOKを受け取れます。

このように、「〇〇になりたいなら〇〇してくださいね」と、読者さんに行動してもらうための一言は必ず付けましょう。

しっかりメルマガの最終的な落としどころ(ゴール)を決めて、行動を促すメッセージを書くだけで反応率が変わってきます。

 

メルマガの反応率が上がる5つのコツ

メルマガの基本構成を理解した上で、さらに大事なポイントをお伝えしていきます。

これを意識するだけで、メルマガ読者さんに対するメッセージの刺さり方・反応が上がるはずですよ。

  • メルマガ読者が理解できる言葉を使う
  • 言葉の定義を明確にする
  • ワンメッセージ・ワンアウトカム
  • 改行やリズムを意識する
  • あなたの感情、価値観を伝える

 

メルマガ読者が理解できる言葉を使う

さきほど「ストーリーが大事だ」という話をしましたが、もっと細かいことを言うと「メルマガ読者さんが理解できる言葉」を使うのも大事です。

例えば、「SEO」「Googleアナリティクス」という言葉はアフィリエイターやブロガーからすると馴染みがありますが、素人からすれば馴染みがありません。

 

ビジネス未経験の主婦、ブログを知らない会社員からすると「SEO」は宇宙用語に近いのですw

なのに「メルマガ読者さんは知っているだろう」という前提(思い込み)で発信してしまうと、メルマガで伝えたいことの真意が伝わらず、「なんとなく勉強になった」程度で終わるのです。

 

頭がいい人、賢い人ほど、話が複雑になりすぎていて、メルマガ読者さんが付いてこれてない…だから結果的にサービスが売れない…というケースは多いです。

だからこそ、自分の使う言葉はメルマガ読者さんにとって当たり前なのか、常に疑いながら書くようにしましょう。

 

言葉の定義を明確にする

  • 自由
  • 幸せ
  • 成功
  • 楽しい
  • 私らしく
  • 本質

こういった抽象的な言葉を何気なく使ってしまいがちですが、抽象的な言葉が多い文章ではメルマガ読者さんは理解できません。

 

例えば「自由な生活を送っています」という事実を伝えようと思っても、言葉の定義は人によって違うわけです。

  • Aさんにとっての自由:家族3人で毎日一緒に楽しく食事ができること
  • Bさんにとっての自由:毎月1回は海外旅行に行けること
  • Cさんにとっての自由:会社に通わずリモートワークができる生活
  • Dさんにとっての自由:コンビニバイトで月15万円稼ぎながら趣味に没頭すること

どんな価値観の人に、どんな言葉を投げかけるのか、を意識して文章を書かないと全く刺さらないメルマガになってしまいます。

 

ワンメッセージ・ワンアウトカム

1つのメルマガ内に、いろんなテーマが混ぜて書かないこと。必ず1つのテーマに絞って書いてください。

例えば、「今日は商品案内をしたい、でもブログの紹介もしたい、ついでにYouTubeも観て欲しい」ってあれこれ書いたら、読者さんはどれが大事な情報かわからないので、結局なにも頭に残らなくなります。

 

あなた自身、このメルマガで伝えたいことは沢山あるかもしれませんが、読者さんは一気に情報処理できないですし、あなたの意図をすべて汲み取ることもできません。

「色々読んだけど、結局なにが言いたかったのかな?」って思われてしまったら、せっかくあなたが伝えたかったことが1mmも伝わらない。

 

なので、必ずメルマガのメッセージ(目的)を1つに絞ってください。

結局、このメルマガで1番伝えたいメッセージはなにか、最終的にメルマガ読者さんがどうなっていたら理想なのか?

  • セールスレターを読ませることが目的なのか?
  • 自己投資の重要性を理解させることが目的なのか?
  • アンケートに回答してもらうことが目的なのか?
  • 新しい企画に興味を持ってもらうことが目的なのか?

必ずワンメッセージ・ワンアウトカムを心がけましょう。

 

改行やリズムを意識する

改行やリズム、つまり読みやすさもポイントです。

最近だと画像を入れたり装飾するメルマガも流行ってますが、まだまだ基本的に「文章メイン」のメルマガの方は多いです、

文章だけを読むって、けっこうエネルギーを使うものなので、なるべく読む時にストレスを与えないのがポイント。

 

改行や句読点をつけたり、ポイントを箇条書きにするなどして、読みやすさを意識してください。

読みづらい一文

プロフィールを書く流れは以下の順番で書いてください。あなたは何者なのか?(実績、ライフスタイル、活動)、過去の失敗や挫折経験、人生を変えたキッカケ、変化した後の理想の未来、理念・想い。これは「神話の法則」という型と同じ流れになっていて、様々な映画や漫画などありとあゆる作品のストーリーの構成に使われてる普遍的な法則です。

読みやすさを意識した一文

プロフィールを書く流れは以下の順番で書いてください。

①あなたは何者なのか?(実績、ライフスタイル、活動)
②過去の失敗や挫折経験
③人生を変えたキッカケ
④変化した後の理想の未来
⑤理念、想い。

これは「神話の法則」という型と同じ流れになっていて、様々な映画や漫画などありとあゆる作品のストーリーの構成に使われてる普遍的な法則です。

メルマガを送る前に、自分のメールボックスにテスト送信してみて事前チェックするといいですね。

 

あなたの感情、価値観を伝える

メルマガは価値提供(有益な情報のアウトプット)することも大事ですが、それと同時にあなた自身のことを知ってもらうことも重要です。

 

ただ役に立つ情報、ただ有益な情報を与えるだけじゃなく、あなたの人間性やライフスタイルがわかるように、あなた自身のストーリーと絡めて話しましょう。

生い立ち、仕事観、家族観、人生観、価値観、好き嫌い、趣味、理念、信条などがわかると、「あなた」の生き方そのものに共感してくれる人が現れます。

 

  • どういう時に喜ぶのか?
  • どういう時に怒るのか?
  • どういう時に悲しいのか?
  • どういう時が嬉しいのか?
  • どういう時に感動するのか?

あなた自身の体験と絡めて喜怒哀楽をメルマガで伝えることができれば、読者さんに人間性も知ってもらうことができます。

 

もちろん、なんでもかんでも自己開示すればいいという話ではなくて、あなたのターゲットに合わせて、メルマガの目的に合わせて、自分の人間性をどう伝えるか?を考えないといけません。

ここで注意してほしいは、自分を必要以上に大きく見せなくてもいい、ということです。

 

高級ホテル、高級車、タワーマンション、ブランド品、パーティ、ナイトプール、札束で金持ちアピール、成功者アピールをすることは、ただの痛い人です(笑)

あなたが本当にそのライフスタイルを実現していて、キャラクターに合った発信ならいいですが、現実の自分とは違う人間を演じると、メッキは必ず剥がれて信用を一気に失います。

 

まとめ

今回ご紹介したメルマガの書き方を意識するだけで、どんなメッセージを伝えればいいか整理できるはずです。

メルマガだけに限った話ではなくて、ブログでも、Facebookでも、「文章で伝える」という点ではすべてに共通する考え方です。

ただ伝えたいことを発信するだけじゃなくて、読者に寄り添った発信ができて始めてファン化にも繋がりますので意識してみてください。

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