メルマガタイトル(件名)の決め方と開封率を上げるコツ【4U原則】

「メルマガはオワタ!これからはLINE@の時代だ」と言われたり、言われなかったり…。

どっちやねんという感じですが、WEBマーケティングにおいてメルマガは今でも欠かせない超重要ツールであることは間違いありません(僕のビジネス売上はほぼメルマガから)。

 

ただですね、やはりメルマガでいくら良い内容を書いても、メルマガ読者さんに読まれなければ意味がない。

これはメルマガタイトル(件名)で勝負が決まります。

 

じゃあどんなメルマガタイトル(件名)にしたらいいの?と悩む方もいると思うので、今回は「メルマガタイトル(件名)で開封率を上げる方法」を解説していきますね。

 

メルマガタイトル(件名)を工夫することの重要性

有名マーケッターのマックスウェル・サックハイムが提唱する三原則(3つのNOT)をご存知でしょうか?

読者の心理障壁を表したこの三原則は、もう広告業界では常識ともされている考え方です。

  1. 読まない(NOT READ)
  2. 信じない(NOT BELIEVE)
  3. 行動しない(NOT ACT)

あなたが街中を歩いていた時に、無数の広告を目にすると思いますが、ほとんどスルーしていると思うんですよ。

これって街中の広告たちがあなたの「読まないの壁」を超えられていないからなんですよね。

 

これはメルマガでも同じことが言えます。

あなたがメルマガを読者さんに向けて発行したときに、中身を見たくなるようなタイトルじゃなければ、「まぁ、あとで読めばいいか」と後回しにされて徐々に記憶から消えてしまう。

 

いや、まだ「後で読めばいいか」と認知されているだけマシです。

むしろ、ほとんどのメルマガ読者さんは無意識にメールボックスを見るので、少しでも興味を引く要素がなければ、認知すらされず「メルマガの存在すらなかったこと」にされてしまうんです。

 

だからまず何としてでもメルマガを開封させるために、メルマガタイトルには力を入れましょう。

 

メルマガタイトル(件名)の開封率を上げる4U原則

メルマガタイトルは「4U原則」に当てはめると考えやすいです。(3つのNOTとか、4U原則とか、ややこしいですね…笑)

  1. Useful(有益性)
  2. Ultra specific(超具体性)
  3. Unique(独自性)
  4. Urgent(緊急性)

※ちなみに世界的起業家マイケル・マスターソンという人が考えた原則ですが、覚えなくても大丈夫ですw

 

Useful(有益性)

「お得な情報が得られる」「このメルマガを読むメリットがある」と一目でわかるタイトルにすることで、読者はメルマガを開封したくなります。

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読者さんの悩み・願望に合わせたメリット、わかりやすくキャッチーな内容であればあるほど反応が取りやすいです。

 

Ultra-specific(超具体的)

さきほどの有益性に加えて具体性を入れると、よりメルマガタイトルの魅力が増します。

「誰が、いつ、どこで、何を、どのように、なぜ、どれくらい」の要素を超具体的にすればするほど、インパクトの強いメルマガタイトルになりますよ。

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誇張しすぎると怪しい情報商材みたいなタイトルになるので、あなたの発信スタイルや読者層に合うタイトルに調整しましょう。

それと、メルマガタイトルは超インパクトがあるのに、内容が伴っていなかったら信用を失うだけですので、嘘をつかないようにもしてください。

 

Unique(独自性)

メルマガ読者さんはあなただけじゃなくて、他の発信者のメルマガも購読しているはずです。

みんなと同じようなメルマガタイトルにもしても埋もれるので、あえてユニークなメルマガタイトルにするのも1つです。

  • もう我慢の限界です・・
  • 例のアレ用意しました
  • 実は低学歴のほうが成功しやすいワケ
  • う〇こを踏んだ話

わざと意味不明なタイトルにしたり、世間の常識と逆のことを言ったり、なにそれ?続き読みたい!と思わせるユニークな表現にして、続きを読ませる工夫をしてみましょう。

 

Urgent(緊急性)

「今すぐ開封しないといけない理由」をタイトルで伝えることで、メルマガを読むのを後回しにさせない効果があります。

セールスの最終日とか、期間限定で配信する情報など、「ここぞ!」という時に緊急性で訴求すると効果あります。

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  • 【あと24時間】モニター募集を締め切ります
  • 【無料プレゼント】明日には削除します
  • 【1名様限定】1時間10万円コンサルティングが無料

【限定】【残り】【緊急】【重要】のようなワードを入れるとより緊急感が出ますが、何度も多様すると煽り色が強くなるので気をつけてくださいw

 

まだまだある!メルマガタイトル(件名)を開封率を上げるコツ

「4U原則」以外にも、メルマガタイトルで興味を惹きつけるコツを紹介します。

色んなテクニックを知っていると、メルマガタイトルのアイデアもバリエーションが増えますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

メルマガ読者の名前を入れる

メルマガタイトルに読者さんの名前を差し込むと、読んでいる本人は「ドキッと」させられます。

大抵のメルマガ配信スタンドなら、読者さんの名前を差し込める機能が備わっているはずです。

  • 〇〇さん、メルマガ登録ありがとうございます!
  • 〇〇さんお久しぶりです

ただし、「〇〇さん」の多様は非常にウザいので、たまーに使うようにしましょうw

 

特定の属性に向けたタイトルを書く

名前以上に強烈なのが、特定の属性だけに絞ったメルマガタイトルです。

悩み、願望、価値観、性別、家族構成、仕事、年収、趣味などカテゴリーを細分化して、ピンポイントで「あなたに向けて書いてるんですよ」と書くことで、該当する読者さんは内容が気になって仕方なくなります。

  • トレンドアフィリエイトに疲れたあなたへ
  • 高額コンサルが売れなくて悩んでいる〇〇さんへ
  • 乃木坂ファンのあなたへのメッセージ
  • シングルマザーの人だけ読んでください

自分のメルマガ読者さんの属性を把握していることが前提ですが、これがハマると効果は絶大です。

セールスメルマガの時にこの方法を使えば、特定の読者さんだけに強烈な訴求ができるので成約率向上にも繋がります。

 

ニュースや話題のネタを入れる

世間の注目度が高いことであればあるほど、関心が高まっている読者も多いはずなので、タイムリーなニュースを取り扱うのも1つです。

また、皆がよく知っている映画の作品とか、漫画とか、音楽とか、タレントなどを話題に出してもいいですね。

  • コロナウイルスから予測する日本の未来
  • 【報告】Googleアップデート被弾しましたw
  • 鬼滅の刃が流行った理由を分析してみた

「この人は〇〇についてどう思ってるのかな」と考え方を知りたがってる読者さんもいますので、共通の話題を通じてあなたの価値観を伝える良いキッカケにもなります。

 

ただ、政治的なこと、宗教的なこと、デリケートな話題については取り扱いの注意が必要です。

共感を生むことができれば読者さんとの距離はグッと近くなりますが、相手の感情や価値観を否定するような受け取り方をされてしまうと反感を買うリスクも。

 

もちろん「価値観の合わない人は解除してもらってもいい」という前提で、スクリーニングの意味も含めて書くならOKです。

 

メルマガタイトルの文字数は何文字が理想なの?

ちなみに、メルマガタイトルの文字数についても触れたいと思います。

パソコンとスマホではメールソフト(アプリ)で表示されるメルマガタイトルの文字数が異なります。

 

パソコンであれば30文字以上、スマホだと15文字以上だとメルマガタイトルがすべて表示できない、と言われていますが…。

ディスプレイの大きさや、端末によって変わるのであくまでも目安にはなります。

 

なので、もしメルマガタイトルを全部表示させるならパソコンは30文字以内、スマホは15文字以内にしたほうが無難かなと。

どうしても文字数が多くなるなら、タイトルの前半部分に興味を惹きつけるワードを入れてしまいましょう。

 

文字数を意識すぎてメルマガタイトルが微妙になってしまうのは本末転倒なので、文字数よりもインパクトや面白さを大事に考えましょう。

 

まとめ

とりあえずメルマガタイトルに悩んだら

  1. Useful(有益性)
  2. Ultra specific(超具体性)
  3. Unique(独自性)
  4. Urgent(緊急性)

この4U原則のアイデアに沿って考えてみてください。

 

ただ、どんなメルマガタイトルで反応取れるかは、実際に出してみないと正直なところわかりません。

あなたの発信テーマ、読者の価値観にもよって反応も変わりますので、色々とメルマガタイトルをテストしてみるのがおすすめです。

 

ちなみにブログタイトルとメルマガタイトルの考え方は非常に似ています。

もっと言えば、普段のコミュニケーションなんかでも使えるんですよ。

 

「タイトル(キャッチコピー)で興味を惹きつける→中身を読ませていく(話を聞いてもらう)」という流れはコミュニケーションにおいて重要なスキル。

普段から短い言葉(キャッチコピー)で相手を惹きつけるには…?という視点を持っていると、言葉の引き出しが増えてくるはずです。

ぜひ参考にしてみてください。

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