最近、コミュニティの女性メンバーさんから「初めて販売した講座の募集枠が即完売して、いまサポートに追われて忙しい」という嬉しいお悩みを頂きました。
- 初めてのお客様だからサポートは丁寧に時間をかけたい
- だけどブログも定期的に書いていきたい
- でもブログネタを考えたり構成考えるのに時間かかる
- そして来月にも講座の再募集をかける準備もしたい
- でも本業のお仕事もあるから使える時間も限られている
こんな感じで、あれこれとやりたいことがあるけど時間が足りないから手が回らないそうです。
で、僕がアドバイスしたのは「時間がないなら、お客様の声(やり取り)をコンテンツにして発信しましょう」というものです。
お客様とのやり取りってネタの宝庫であり、ファン化やセールスに繋がる最大の武器にもなります。しかも手間もそこまでかかりません。
”お客様をサポートしながら”でも勝手にコンテンツが生まれていって、それをパパっとまとめてシェアするだけでOKです。
お客様の声(やり取り)でコンテンツ化できること
じゃあ具体的にどうやって「お客様とのやり取りをコンテンツ化」するのか?
- お客様からの悩み相談
- お客様からの成果報告
- お客様とのやり取りで感情が動いたこと
考え方としては、この3つですね。
お客様からの悩み相談をコンテンツにするメリット
お客様からの質問・悩み相談=あなたの読者さんも同じように聞きたいこと、である可能性が高いです。
ということは、そのまま情報発信のネタとして使える可能性があるんですね。
例えば、以前にも別のコミュニティメンバーさんから「誰かの役に立ちたいと思えないんですが、そんな自分でもビジネスはできるのか」という相談を受けたことがありました。
その相談に対してアドバイスをしたことを元に書いた記事がこれです。
内容はブログ用に加筆していますが、元々ベースとなっている文章はあったので、そこまで時間もかけずに書けました。
ブログ記事としてガッツリ書かなくても、You Tubeで喋ってもいいし、Twitterで要約して書いてもいいです。
0からアイデアを出そうとすると時間がかかりますが、お客様から提供されたネタ(相談)だったら、自分で考えなくてもいいし他の人も知りたい可能性が高いので一石二鳥ですw
お客様からの成果報告(口コミ)をコンテンツにするメリット
お客様からの成果報告って嬉しいですよね。僕も自分事のように嬉しいです。
そんなお客様の嬉しい話は、ぜひ他の読者さんにも教えてあげてください。
まだ商品を買っていない人、検討している人からすると、中の情報ってすごく気になるんですよ。
「本当に良い商品なのかな?」「本当にこの人は大丈夫なのかな?」という不安に対して、やっぱり口コミやお客様の声は判断材料としてすごく重要です。
※ちなみに僕も最近、このゲーミングチェア買いましたがレビューはめちゃめちゃ調べましたwやっぱりレビューは大事。
ただし、お客様からの成果報告って凄いことだけを言う必要はありません。むしろ些細なことでOK。
それこそ「お金を稼ぐテーマ」を例にすると、月100万円稼いでないと成果とは呼べない、と思い込んでる人いますけど関係ないですよ。
- 月1万円だって立派な成果です
- ワードプレスブログが始めて開設できた
- グーグルアドセンスの審査が通った
- 3,000文字の記事が書けるようになった
これらだって、できない人からすれば立派な成果です。
大事なことは、”あなたのお客様ができないことができるようになって喜んだ” この事実を伝えることです。
そこのビフォーアフターが伝わるだけで、購入を迷ってる人は安心しますし、興味がそこまでなかった人もだんだんと中身が気になってくるはずです。
お客様とのやり取りで感情が動いたことをコンテンツにするメリット
お客様とのやり取りで、自分の感情が動いた出来事があるかもしれません。
例えば、
- お客様からプレゼントをもらって嬉しかった出来事
- 理不尽なお客様からクレームを言われた出来事
- お客様の不幸があって悲しかった出来事
など、自分の感情が動き、そこから学んだことがあれば、これも発信できる1つの要素になります。
自分の感情が動いた話をすることは、自分自身の人間性や価値観を知ってもらうのに効果的です。
「今日お客様からお手紙と一緒にこんな素敵なプレゼントいただきました。すごく嬉しかった。」と(写真があれば添えて)SNSにアップすれば、お客様との関係性がいいことも伝わります。
「理不尽なお客様からこんなクレーム来た。でも自分はこういう価値観でビジネスやってるから言われる筋合いない。私はこういうお客様の役に立ちたい。」みたいに、納得のいかない出来事でさえもネタにできるんですよね。
ちなみに、僕のコミュニティで以前に東京勉強会を開催した時に、こんなツイートをしたことがあります。
コミュニティの東京勉強会。7名参加で北海道からお越しになる方も。
昼間はビジネスの話ガッツリして、夜はくだらない話でめっちゃ笑いました。何話したか覚えてないけど楽しかったなぁ。
2年前は参加者1名…ひどい時は0名のときもありましたw
そんな時期を思い出すと続けてきてよかったなぁと。 pic.twitter.com/qR9kCDGmNG— 桑名世大@生き方をお金に変える (@aso_sei) November 22, 2020
コミュニティを立ち上げた最初のころ(2~3年前)は人数も増えないし、勉強会開催しても参加者がいないこともあった。
何度も辞めようかと思ったこともありましたが、それでも続けてきたよかったなとしみじみと感じたので、この気持ちを忘れないようにツイートで残しておきましたw
こういうのも発信ネタになるってことです。
1人のお客様から複数のコンテンツを作ってもいい
ちなみに、1人のお客様とのやり取りから何個もコンテンツ作ってOKです。
「1人につき1つまで」みたいな限定品セールのような縛りはありませんw
お客様と定期的にZOOMがなどで話をされている方であれば、毎回のようにシェアできるネタが見つかるはずです。
それこそ、成果報告だって1人から何個も紹介していいんですよ。
メルマガやセールスレターで商品を紹介するときに、「お客様の成果や事例が少ないから書くことがない」と悩まれる方もいますが、1人につき1つの成果(事例)しか書いていないことが多いです。
遠慮しないでください。どんどんシェアしていきましょう。
まだお客様がいない人は読者さんや身近な人の事例でもOK
「お客様がまだいない人はどうすればいいの?」という方は、メルマガ読者さんやSNSフォロワーさんとのやり取りから、シェアできそうなネタを探せばいいです。
他にも、身近な人とのやり取りで気づいたこと、相談に乗ったことなんかも発信していいですよ。
例えば、あなたがダイエットのやり方教えるビジネスをされていて、身近な友達からダイエットの相談を受けたなら、その話をそのまま発信ネタとして使えばいいです。
お客様だろうが、読者さんだろうが、友達だろうが、考え方としては一緒で
- 読者(フォロワー)さんからの悩み相談
- 読者(フォロワー)さんからの成果報告(口コミ)
- 読者(フォロワー)さんとのやり取りで自分の感情が動いたこと
これらの要素で作れそうなコンテンツがないか考えてみてください。
お客様とのメールやLINEの文章は残すべし(できれば音声も)
お客様とのやり取りは「宝の山」なので、できるだけメールやLINEなどのやり取りは残しておください。
もしZOOM通話、あるいは直接お会いして相談に乗ったなら、その時の音声もできるだけ残しておいたほうがいいです。
文章ならコピペするかスクショしてメモ帳か、ワードなどにまとめておく。
画像なら保存してフォルダにまとめておく。
意外とみなさん記録に残してなかったり、忘れてること多いんです。
そのネタをセールスで使ったらさらに興味を持つ人が増えるのに!という大事な情報も、気づかないうちにやり取りのデータがなくなっていた。。。みたいなケースもあります。
そんなことにならないように、お客様の声、お客様の事例を大事にしてほしいなと思います。
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