集客で重要な要素の1つが、ターゲット設定です。
「あなたの仕事・サービスって◯◯ですね!」っていうのが、必要としてくれるお客さんに伝わらないといけません。
いくら良い商品やサービスを持っていても、それを必要とする人に届かなければ意味がありませんから。
じゃあ、そもそも「あなたのお客さんって誰なの?」っていうのをハッキリさせないといけませんよね。
今日はターゲット設定をどのようにすればいいのか、どうやって理想の見込み客を引き寄せるのか、解説をしていきます。
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ターゲットは妄想ではなく、実存しないと意味がない
よくターゲット設定をする時に、存在もしない人物をイメージして妄想だけで作ってしまう人がいます。
「こんな人がいたら嬉しいな~」と自分の希望的観測だけでブログを書いちゃうということです。
もし「1万円の恋愛教材を売りたい」となった場合に、小学生をターゲットにしちゃったらどうなるか?
1万円って小学生にとっては大金ですから、そもそもお金を払える子滅多になんていないですし、「恋愛教材にお金を投資しよう」という発想を持つ小学生がいるかどうかそもそも怪しいw
他にも。
ビジネスコンサルを売りたいのに、なぜかディズニーランドの情報をブログで書いちゃう。。とか、
美容院の集客をしたいのに、どーでもいい旅行に行った時の記事を書いちゃう。。とか、
これ冗談みたいな話ですけど、自分の発信テーマとターゲットがズレてるのに気が付かずに、記事書きまくって「集客できないよ、このやろー」ってなっちゃう人って多いんですね。
自分の想いが強すぎてお客さんのことを全然考えなかったり、商品やサービスの宣伝ばかりで誰に届けたいのかよく分からないブログ。
僕がコンサルメンバーさんのブログ添削をしてても、必ずみんなこの壁にぶち当たるんです。
もし本当に存在していれば別ですが、エスパーでもないのに、勝手に妄想してビジネスを進めちゃうのは辞めた方がいいです。
理想の見込み客って勝手に向こうから来るわけじゃないんですよね。
恋愛でも同じですが、なんとなく「良い人いないかなー」って待ってても来るわけないじゃないですか。
自分の理想のパートナーってどんな人なのか?本当にそんな人いるのか?どこで出会えるのか?
ここが分からないと、理想のパートナーに巡り会えないですよね。
本当に実在するかどうかも分からないのに、ターゲットを適当に決めてしまうのは、ただの博打と一緒です。
趣味の延長線上でやるのならいいですが、ビジネスとして売上を上げたいのであれば、「誰に」届けたいのか?を明確にすべしです。
ターゲット設定で重要なのはリサーチだ
自分が役に立ちたい、こんな人の力になりたいと思う人をイメージすること自体は悪いことじゃないです。
大事なのは、その後です。
本当のその悩みって存在してるのか?あなたが想い描くようなターゲットって実存してるのか?
ここをリサーチしていく必要があります。
リサーチは主に4パターンがありますね。
1.過去の自分をベースに考える
過去の自分に近い人をベースに考えるとイメージしやすいです。
過去に自分が何に悩んできたのか?なにを求めてるか?今の自分ならすでにわかりますから。
過去の自分に対して、今の自分が提供できる価値や役に立てることはなにか?を考えてみてください。
2.周囲で困ってる人たちをベースに考える
自分の身の回りに何かで困ってる人、悩んでる人がいたら、その人たちに役立てることってなにか?を考えるといいですよ。
「こういう人を助けたいな~」と勝手に妄想するよりも、リアルに存在してる人に直接話しを聞くほうが確実です。
3.ググる(GoogleやYahooで検索)
30代のダイエットで悩んでる人になにかサポートをしたいと考えてるなら、
- ダイエット 30代 悩み
- ダイエット 筋トレ
- ダイエット おすすめ
- ダイエット 食事制限
などみたいにキーワードで検索してみると、表示されたブログ記事やサイトから情報を得ることもできます。
Google以外にもYahoo知恵袋などでも情報は沢山得られますので、リソースは無限です。
4.競合リサーチする
ある意味、これが一番鉄板だとも言えます。
自分がやりたいことと近しい競合のブログ、メルマガ、動画などを徹底的にリサーチする。
「おお、こんな発想があったのか」と自分の頭では想像も出来なかった発見があります。
ないものから考えるよりも、既にあるものからビジネスアイデアを探す方が確実です。
僕のコンサルメンバーさんには、ブログのターゲットを決める時に必ずこの作業をやって頂いてます。
自分が想像もできなかったような、色んな悩みや問題を抱えてる人って沢山いるんです。
ビジネスって誰かの悩みを解決したり、誰かの興味・関心があることに対してこちらが何かしらの価値を提供してあげることで、お金が発生します。
必ず、人間がいないと成立しないんですね。
だからこそ、自分の想いだけで進めるのではなくて、必ずどんな人達がいるのか?を知ることから始めないといけません。
ターゲット(ペルソナ)を1人決めよう

リサーチする中で、ターゲット像が明確になったら、自分のサービスを提供したいターゲット(ペルソナ)を1人書き出していきます。
- あなたの提供する情報に価値を感じる(喜んでくれる)のはどんな人?
- あなたの商品・サービスを喜んで買ってくれそうな人はどんな人?
ここを明確にしていくためです。
実在する人をモデルにしてもいいし、色んな悩みや考え方の傾向を踏まえて統合した(架空の)人物でもいいです。
- 名前(仮)
- 年齢
- 性別
- 住所
- 職業
- 家族構成
- 年収
- どんなライフスタイルか
- どんな考え方の傾向があるか(性格)
- どんな行動の傾向があるか
- どんなストレス&悩みを抱えているか
- どんな理想の未来を実現したいか
- なぜ理想の未来が実現できないのか?(問題や壁に感じてること)
『「1人」に対して発信する』という意識でブログを書くほうが、発信のテーマもブレなくなり、より具体的で刺さりやすい文章が書けます。
- ターゲットが普段どんな生活をしてるのか
- どんな悩みや問題を抱えているのか
- 悩みを解決してどんな理想の未来を手に入れたいと思ってるのか
しっかりイメージが出来ていれば、理想とする見込み客に届くようになります。
20~40代の女性に向けて恋愛をテーマにしたブログを書こうと思っても、年齢層もバラバラで生活環境も、恋愛に対する考え方も微妙に違うはずです。
全員に共感されるような記事を書こうと思うと、すごく浅いありきたりな話しか出来ません。
でも、30代の女性に向けて理想の男性と結婚するための恋愛ブログを書こうと決めていれば、ターゲットの悩みや知りたいことも絞れるのでターゲットに寄り添った文章が書けます。
ブログ全体のターゲットと記事毎のターゲットは分けてもOK

例えば、ブログ(情報発信)テーマが『好きなことをビジネスしたい人向けにWEB集客を教える』だった場合。
発信するメインテーマは「集客」「マーケティング」などビジネスに関することですが、細分化していくともっと色んなニーズがあると思うんです。
例えば、「ブログの作り方」「SNSの活用法」「おすすめのツール」「お金に関すること」などですね。
だからメインテーマに親和性がある内容であれば、切り口が変わってもOKなんです。
大事なのは、統一性を持たせることだけ。
だけどビジネスブログなのに、ディズニーランドの話とか、アロマキャンドルの作り方とか、全然関係ない記事ばかり書くと、「なんなの?このブログ?よく分からんわ」という読者さんから思われてしまいます。
多少、プライベート日記みたいな感じで、ファン化する目的で記事を書くのはOKですが、バランスがおかしくなると謎のブログになっちゃいますw
ですが、
- ディズニーランドが儲かってる仕組みについて解説する
- アロマキャンドルをどうやってマーケティングで広めるのか
みたいな組み合わせの視点があれば、新しい切り口で自分独自の記事が書けるし、他の人とは違う発信ができるのでおすすめです。
こうすることで「ビジネスに興味がなかった人」も、ディズニーランドの話をキッカケにビジネスに興味を持つこともあり得えます。
別にビジネスを教えてるからといって、ビジネスノウハウだけを書かなくてもよくて、色んな切り口から話を繋げていけば自分の世界観やブランディングを壊すことなく集客に繋げられます。
まとめ
1.過去の自分をベースに考える
2.周囲で困ってる人たちをベースに考える
3.ググる(GoogleやYahooで検索)
4.競合リサーチする
まずはリサーチでターゲットの悩みや問題をしっかり把握すること。
その上で、
- あなたの提供する情報に価値を感じる(喜んでくれる)のはどんな人?
- あなたの商品・サービスを喜んで買ってくれそうな人はどんな人?
自分にとっての理想の見込み客を設定していく。
これをやればブログ集客でズレた発信をすることもなくなりますし、見込み客に届くメッセージが発信できるようになります。
ぜひ、参考にしてみてください。
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