今日は「遊びを仕事に」というテーマで記事を書いていきます。
遊びを仕事に…ってよく聞くフレーズだと思うんですが、実際のところ本当に遊びが仕事になるのか?疑問を持つ方がほとんどだと思うんですよ。
そもそもとして、ただ単に「遊んでるだけの人」では仕事になりません(笑)
当たり前なんですが、仕事にするということは価値を提供するということです。価値を提供するから、その対価としてお金が入ってくる。
あるいは、「その人自身」に価値が帰属してるかどうか。
わかりやすいのは芸能人とか、インフルエンサーですよね。
「キングコングの西野さんと繋がれるからオンラインサロンに参加しよう」
「あの有名タレントの〇〇さんを生で観れるから、あおのイベントに行きたい」
とその人と繋がることに価値を感じるからこそ、お金が発生します。
だけど、これは有名人だからこそできることであって…一般人が「ファンを集めて遊びながらお金を稼ごう」と考えても、「そもそもお前は誰やねん」となるだけですw
残念ながら無名の一般人が「私と繋がれることが価値だ」「私と一緒に遊べることが価値だ」なんて発想を抱いても、誰もあなたに興味はないので現実をしっかり受け止めましょう(笑)
だからこそ、お金を頂く以上は何かしら価値を提供できることを考えないといけないわけです。
無意識にお金と時間を使い続けてきた物、事はなにか?
じゃあ、どうやって遊びと仕事を繋げればいいか?というと、まずは自分自身がお金と時間を使ってきたものを洗い出していくんです。
例をいくつかご紹介しますと。
先日主催してる情報発信ビジネスコミュニティの東京勉強会&作業会があったんですが、「現在ビジネステーマを探してる最中です」って方の相談に乗ってたんですよね。
ある女性メンバーさんは、自然派商品(環境に優しいもの)にすごくこだわってて、商品を探す時は企業理念や開発ストーリーとかまで徹底的に調べて、「企業理念に惚れ込んだら買う」みたいなことを普段からやってるらしいのですw
商品の成分とか、値段とか、デザインとかよりも、決め手は「理念」。
これ聞いただけで、めちゃめちゃこだわってるんやなぁ…って伝わりますよねw
他にも、とある無農薬の美味しい野菜を食べたら感動してしまい、「どんな人がどんな畑で作ってるんだろう?」と、その農家さんに会いにわざわざ行っちゃうこともあったらしいのですw
そんな感じでヒアリングしていくと、自然派なもの、身体に優しいものに関してのこだわりエピソードをたくさん持っていました。
こんなふうに自分が無意識にこだわってきたことって、実はコンテンツ化・ビジネス化できる要素満載なんですよね。
何も知らない僕でさえも「単純にすげーな!!」となるわけですし、オーガニックに関する情報とか豆知識を聞くと「ほー、なるほどなるほど!」と新しい発見があって面白いし。
オーガニックに興味がある人なら、余計に僕以上に思うはずです。
そのへんのアフィリエイターたちが書いてる「◯◯の口コミとは?効果とは?」「オーガニックとは?」みたいな辞書みたいな記事なんて読みたいでしょうか?
「農家さんのところまで畑見に行った」「化粧品は会社の理念に惚れ込むまで徹底的に調べてます」っていう人が発信してる記事のほうが読みたい!って思いますよね?
本人からすると無意識にお金と時間使ってやり続けてきたことが、他人にとっては「そこまでこだわってやってるんだ!」という価値に変わるわけで、自分の経験・エピソードそのものが立派なコンテンツなんですよ。
僕がオーガニック商品とかに興味を持ち始めたら、「この人が勧めるものは絶対に良いものに決まってるだろう」と信用して、そのメンバーさんから紹介された商品を買うと思いますw
そんなふうに、自分で無意識に今までやってきた「こだわり」みたいなものって、誰かにとってはすごく知りたい情報なんですよ。
コンプレックスを克服した経験も価値になる
「お金と時間を使ってきた」というのは、好きなことや趣味だけじゃありません。
コンプレックスを克服するために、悩みを解決するために自分が取り組んできたことも該当します。
マッチングアプリの専門家として情報発信されてる男性メンバーさんもいますが、彼もその一人。
学生時代にモテない時期を過ごしてきて、そのコンプレックスを克服するためにお金と時間をかけてマッチングアプリの攻略法や、女性からモテるための考え方をひたすら研究してきたんだとか。
でも最初からビジネスにするつもりでやってたわけじゃなくて、「自分のコンプレックスや悩みを解決したい」というマイナスをプラスにするために努力をしてきて、結果的に恋愛マッチングアプリのスキルや知識が身についた感じです。
これって現在進行系で同じようなモテない悩みを抱えてる方にとっては、すごく価値的な経験ですよね。
恋愛だけじゃなくて、ダイエットでもいいし、ニキビでもいいし、ハゲでもいいし、不妊でもいいし、離婚でもいいわけです。
まだコンプレックスが解消できていなくもいいです。
極論ですけども、「オレは禿げてる、デブで、チビで、モテない童貞だ。そんな俺でも童貞の光になるために学んでいることを発信し続けます」という自分の生き様を、成長過程を発信していけばどうでしょうか?
同じ境遇で苦しんでる人にとっては読んでみたいと思いますよね?
ただ単に「運命の人と出会う恋愛ノウハウ」みたいな、よくある胡散臭そうな恋愛ブログよりも、遥かに興味深いですよ。
それだけ自分のコンプレックスや本音の部分って、捉え方次第でプラスにもなるわけです。
コンプレックスは解消できてない人は、お金と時間をかけてでも解決したい問題なのであればその過程を発信していけばそれがコンテンツになり、資産になります。
1つのベクトルに興味を持つ人を集めればいい
発信テーマ・ターゲットが自分の経験から見えてきたら、あとはコンセプトを決めて発信していくだけです。
コンセプトとは、このブログを読んだ人にどうなってもらいたいのか?何を伝えるためにこのブログを発信するのか?というベクトルを決めるんです。
ただし、「コンセプト?なんか難しい…」「ベクトルって…なんも自分もできませんけどw」みたいに情報発信にハードル高く感じる人もいますが、別に凄いことをやる必要はないです。
例えば、先ほどご紹介した自然派商品が好きなメンバーさんにお伝えしたのは、「自然派女子」みたいなコンセプトでメディアを作りましょうと。
ビジネスは基本的にまず「人」を集めないことには始まりませんし、ただ人を集めればいいってもんでもないので、ちゃんとベクトルが同じ方向を向いてる人じゃなきゃいけません。
なので、すごくザックリですけどもw「自然派女子になろうよ、身体に優しい物使おうよ」というゴールに共感する人を集めればいいんです。
自分みたいに健康とか地球に優しいものに興味がある女性に対して、自分が使ってみて良かった商品、オーガニックに関する知識などを自分の経験・フィルターを通して教えていくイメージですね。
最終的なマネタイズは、商品やサービスを作れなくても、気になる商品・好きな商品アフィリエイトをしてあげることから始めればいい。
さっきもチラッと書きましたけども、アフィリエイターとかって自分が使ってもない商品をレビューしたり、ライターさん雇って品質の低い記事を書かせたりしてるのが大半で、ぜんぜん生身の情報とかなかったりするわけですよ。
そういう情報が多いなら尚更、自分が実際に経験してるリアルな情報を発信するだけでも価値を感じてくれる人は一定数現れます。
みんな知られる超有名ブログを作らなくてもいいので、ニッチでもいいから1つのゴールに対して一緒に目指したい!って思ってくれるような濃いファンをちょっとずつブログに集めていく感じですね。
もちろん、ただ発信するだけじゃアクセスは来ないので、じゃあ具体的に遊び(お金・時間を使ってきたもの)をどうお金にするか?は、ノウハウが必要になります。
これがSEOとか、コピーライティングとか、ですね。
でもいくらノウハウを学んでいても、発信が「あなたじゃなくてよくない?」っていう内容だったら、自分自身もやってても面白くないじゃないですか。
やっぱり、まだまだ誰が書いても一緒のブログって多いんです。
別にすごい情報発信をする必要はないですけども、「その発信あなたじゃなくてもよくない?」「それあなたが発信したいことなの?」みたいな、とりあえず稼げそうだから作りました的な(笑)
でもそんな焼き増しコピーブログじゃ、誰も価値を感じてくれません。
一番価値的なのは自分自身のお金と時間をかけて、エネルギーを注いできた生身の経験そのものです。
この自分自身の生き方が、ある意味「遊び」そのものともいえます。
恋愛でモテることを追求してきたのなら、あなたにとっての遊びは恋愛かもしれません。
東京23区の美味しいラーメン屋さんをひたすら回って食べ尽くしてきてるなら、ラーメンがあなたにとっての遊びかもしれません。
それが1つ、あなたの人生にとって大事なベクトルであるならば、そこに共感する仲間(読者)を集めていく。
でも、本人にとっては当たり前すぎるからなかなか自分の価値に気づきにくいんですよね。
無意識にやってきてることであればあるほど、頑張ろうとか思わずに勝手にやってることであればあるほど、自分の何が魅力なのか?気づいていない人も多いんです。
一人でグルグル考えすぎると「私にはなにもない」「こんな自分じゃ発信できない」ってネガティブになりがちなので、だからこそ僕は対話を重視してます。
コミュニティでは毎月オンラインでコンサルもしてるし、リアルで集まって東京・大阪で作業会&相談会もやっていますし。
とにかく色んな人と話していますが、1人1人何かしら光ってるものを持ってるんですよね。
「いやー、それ絶対にビジネスになりますよ」みたいな経験・知識は誰でもあって、それを一緒に見つけていくプロセスが宝探しみたいで面白いですw
そんなわけで最後はまとまりのない感じで無理やり締めたいと思いますが、今日の記事が参考になれば嬉しいです。
コメントを残す