【感想】神田昌典の「稼ぐ言葉の法則」(新PASONAの法則)は良書だった

「売れるセールスレターが書きたい」

「売れる商品を作りたい」

「ブログやメルマガで稼げるようになりたい」

っていう悩みを抱えてるなら、この本は読んだほうがいい。

それくらいおすすめな本を見つけました。

神田昌典先生の「稼ぐ言葉の法則(新・PASONAの法則)」を読めば、売れるセールスレターも商品設計も、すべて解決できるといっても過言じゃありません。

しかも全部読まなくてもいいです。

たった前半部分の100ページ程度で十分です。

 

セールスレターも商品設計もこれ1冊で完成

僕は今までコピーライティングの本とかマーケティング教材とか、たくさん知識を得て勉強してきました。

だけど、すべてをまともに使いこなせてるわけじゃないです。

 

そのテンプレートのまま使える場合もあれば、経験値がないと理解できないものまであるので、とにかく実践して遠回りしながら、1つ1つ身につけたものばかり。

センスがあるほうではないので、コピーライティングやセールスはとにかく頭打って覚えるしかなった。

 

だけどこの本を読んだら、「今まで学んできたコピーライティングとは何だったんだ?」と思うくらいの内容でした、

商品企画~セールスレター作成までの本質が、前半パート「新・PASONAの法則」(約100ページ)にすべて集約されています。

新・PASONAの法則
  • Problem(問題):お客さんの問題、悩みなど
  • Affinity(親近感):お客さんと同じ痛みや望みを、ストーリーや五感を通じて伝える。共感。
  • Solution(解決策):どうしたら問題が解決されるか?
  • Offer(提案):問題解決のための具体的な提案(サンプル、お試しなど)
  • Narrowing down(絞り込み):提案を受け入れ、問題解決できる、もしくは欲求実現できる人が満たされなければならない条件
  • Action(行動):今すぐ行動するための後押し

これは実際に、本を読んでもらったほうがわかりやすいです。

 

わかりやすいサンプルも載ってますし、5つの質問に答えていくだけで、売れるセールスレター・売れる商品が完成するような、実践的な内容になっています。

「これからセールスレターを書こう」」「新しい商品企画を考えよう」となったら、この本を開くだけでいいんです。

 

日本にDRMを普及させたのは神田昌典先生

ちなみに、この本の著者はDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)を日本に最初に広めた、と言われてる「神田昌典」先生。

 

業界では有名人ですけど、僕は正直この本を読むまであまり著者のことは知らなかったんです。

でも「やっぱり日本にDRMを広めるだけあって、凄いな」と関心しちゃいました。

 

実際、クライアントさんにもこの本を読んでもらってセールスレターやプロフィール作成をしてもらいましたが、すぐに書き上げてきました。

しかもこのクライアントさんは、ビジネス未経験者で「書く」こと自体が初めての人。

 

なのに、内容見るとちゃんと形になっているんですよね。

これターゲットの人が読んだら、めっちゃ共感して、めっちゃ刺さるやろうな・・って思えるくらいの出来上がりだったんです。

 

この本ってセールスレターにだけ使えるものじゃなく、ビジネスの根幹すら変わってしまうような本質をついています。

最初はただのセールスレターテクニックかと思いきや、蓋を開けてみたら「これ全員が読むべきやん」って思えるくらい、濃い情報量なのでぜひ読んでみてほしいです。

 

既視感満載のテンプレコピーから脱却しよう

あと、もう1つ書きたいことが。

この本を紹介してるブログをいくつか見たんですけど、「新・PASONAの法則は共感で売るためのテクニック」みたいなことを書いてる人が多かったんですね。

 

例えば、

「あなたは◯◯に悩んでいませんか?⇛私も実は◯◯だったんです⇛でもこの方法に出会って改善しました⇛だから私から買うと・・」っていうふうに書くことが共感だ、と。

でもこれだけだと、たしかに親近感は湧くかもしれないけど、「その人から買う理由」としては弱いんですよね。

 

だって実際、このテンプレートってどこでも使われてるわけで、みんな同じようなこと書いてるわけです。

「私も昔はそうだった」みたいなことを書けばいいんでしょ?っていうスタンスだと、普通にお客さんにバレます。

「はい出た。またこのパターンね」って見透かされます。

既視感満載なんですよね。

 

なんでこうなるか?っていうと、自分の生き方や理念と繋がってないからなんですよね。

つまり自分に嘘ついて書くから、本音で書いてないから、うさんくさい文章になっちゃうんですよ。

その時は一瞬売れるかもしれないけど、長くお客さんと関係性を築き続けていきたいなら、「共感を得るテクニックで売る」という概念は捨てないといけません。

 

部分的なところだけをブログの口コミ情報だけで受け取って、わかった気になっちゃう人がいるとしたら、それはすごく勿体無い。

神田昌典先生はそんなことを伝えたいわけじゃないと、僕はこの本を読んでて感じたので、そこをぜひ自分の目で、心で感じて読んでほしいです。

 

既視感満載のコピーライティングじゃなく、「自分だけの言葉」で売るためのコピーライティングを学ぶなら、この本はほんとにおすすめ。

 

あと後半パートに「売れる公式41」という話が出てきますけど、ここはぶっちゃけ読んでも読まなくてもいいですw

もちろん読んだほうがいいんですけど、僕はそれよりも「新・PASONAの法則」を読み込むほうが価値があると思っています。

 

とにかくコピーライティングのスキルを正しく身につけたいなら、この本は買って前半の約100ページを何度も読み返してみてください。

読めば読むほど、新しい気づきが出てきますよ。

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