最近ですが、年商1億を稼ぐ先輩経営者の方から、
- 一時的にお金を稼いでも、いつの間にかお金がなくなり貧乏になっていく経営者
- 一方で、お金をずっと稼ぎ続けていく経営者
これらの共通点を聞いたんですが、「あーなるほどなぁ」と納得することばかりでした。
これって起業とか経営者とか関係なくて、普通に会社員の方にも共通する話だったんですよね。
「お金が貯まる人と貯まらない人」の特徴とも言えます。
僕自身も、会社員をやめてフリーターになり、家賃2.5万円の家で貧乏暮らしを3年ほどしていたことがあります。そこから起業して3年。
収入的にはべつにお金持ちとは言えなくても、当時の僕と比べれば、相当贅沢はできるようになったんじゃないかと思いますが、振り返るとなぜあの頃は貧乏だったのか?
その理由は今なら明確にわかります。
ということで、年商1億の経営者に聞いたお金持ち(お金貯まる人)と貧乏人(お金貯まらない人)の「法則」について書いていこうと思います。
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年商1億の経営者に聞いた『お金持ちと貧乏人の法則』





はい、これが答えです。
お金持ちって、派手に遊んでいたり、高級車を乗り回してる印象があるかもしれませんが、実は本当のお金持ちほどお金を使わないんですよね。
その理由の1つとしては、稼いでも税金で持っていかれるからです。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円を超え330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円を超え695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円を超え900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円を超え1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円を超え4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円超 | 45% | 4,796,000円 |
いま手元にお金があっても収入が増えれば増えるほど税金が高すぎるので、お金を残しておかないと、いざというときに支払いができません。
だから本当のお金持ちって、稼いでる金額に比べて、かなり支出を抑えている人が多いんです。
この年商1億円稼いでる方も、自家用車はパジェロミニって言っていました(笑)
車に興味がないようなので、乗れればなんでもいいとのこと。
「となりの億万長者」という本によると億万長者の約半数が1.8万円以上の腕時計を買ったことがないし、靴は1.1万円以上のものを買ったことがないようだ。
さらに、億万長者の約37%は車を買うとしても中古車を購入するという。
この本にも書かれてる通り、テレビやネットで見かけるお金持ちのイメージとは程遠いですよね。
だけど、これが真実なんです。
お金を手元に残しておくには、収入よりも支出を抑えればいいのですが、お金がなくなる人はそれができません。
級車、高級マンション、高級ブランド品、海外旅行などにお金を使っているような「THEお金持ち」って、実際のところそんなにお金が残ってないそうです。
税金で持っていかれる、収入よりも支出が上回る、こんな状態ではお金が貯まるはずがない。
だから一瞬だけ小金を稼いでも、数年後には消えていく起業家も多い。
SNSなどに出没する、ネット起業家・キラキラ起業家たちを見ていたらわかりやすいですよね。
これは経営者とか、サラリーマンとか、関係なくすべてがこの法則に当てはまります。
貧乏になる人やお金がいつまでも増えない人って、収入と支出のバランスがおかしいから、お金がどんどんなくなっていくんです。
『無駄な支出』を減らして収入を余らせること
じゃあ、どうすればいいかというとまずは『無駄な支出』を最大限減らすこと。
お金の稼ぎ方とか、投資話なんかを調べるよりも、まずは自分の収入と支出のバランスをちゃんと整えることからです。
これが出来ないといくらお金があっても手元に残りません。
食費を節約する
コンビニや外食で食事を済ませたり、お菓子や間食などで無駄な食費に使うのをやめる。
僕が会社員時代の頃は、朝コンビニで500円、ランチで800円、夜ご飯で1,000円みたいに使っていました。
これだけで計2,300円です(1ヶ月で6万以上・・・)
でも今のほうが当時よりも食費は少ないんですよ。
たまにはコンビニ弁当食べたり、たまには外食で食事することもありますけど、さすがに毎回はやりませんし、贅沢もそこまでしません。
基本的には自炊しています。そっちのほうが健康的ですし。
知り合いの経営者さんも、高級フレンチとか毎回行ってるのかと思ったら、普通に餃子の王将とか、ペヤングとか食べてるって言ってましたからね。
最近食べた夜ご飯は「卵かけご飯」だったそうですw
意外とお金持ちの人って、そこまで食費にお金かけてるわけでもないんですよね。
むしろ稼いでもないうちから、食費ばかりにお金を使ってブクブク太っていたら、お財布にも健康的にもよくありませんので相当コスパ悪いんですよね。
固定費をできるだけ削る
収入と固定費が見合ってない人って意外とこれ多いんですよね。
僕の知人に、独身20代で収入が15万円くらいなのに、家賃8万円の部屋に住んでる人がいました。
物価も高い地域かつ広くて綺麗なセパレート物件です。
「お金が無い」っていつもぼやいてましたが、そりゃそうだろ(笑)って話です。
収入の半分以上を家賃で取られていて尚且つ、飲み会とか娯楽費などの無駄な支出もしてるようでしたが…。
見えを張って無駄に高い賃貸マンションに住んでも、生活が苦しくなるなら本末転倒です。
他にも、内容のよくわからない保険に毎月無駄に払い続けていたり、使ってもいない月額サービスや定期購入の商品にお金を払い続けていたり。
携帯電話だって、SIMフリーにしたら月2,000円~3,000円で済むのに、未だに携帯代に月1万円以上支払ってる人もいます。
毎月の固定費が異常に高い人は、固定費を削るだけで相当支出が抑えられるはずです。
『資産』に投資をするのがお金持ちの習慣
「お金を使えば使うほど、お金が増える」という言葉がありますけど、使いところが重要です。
お金が増える人は『資産』にお金を使っています。
『資産』というのは、不動産や株のような有形資産もありますが、経験やスキルのような『無形の資産』も指します。
むしろ経験やスキルこそ最も最優先に投資すべき対象ですし、一番コスパがいい投資になります。
なぜなら誰にも奪われないからです。
100万円の稼ぎ方を知っている人は、100万円を仮に失っても0からまた新たに生み出すことができます。
でも、いくら不動産や株を所有していても、景気の影響で資産価値がなくなってしまえばそれまで。
- 最低限の生活費
- 自己投資1(知識、経験) →教材、セミナー、コンサル、コミュニティ
自己投資2(ツール、外注費)→仕事・ビジネスの効率をさらに上げていく
自分のため(娯楽、趣味)
- 他人のため(寄付、慈善活動)
お金を増やしたいなら、最低限の生活費は確保しつつ、経験や知識に使っていき稼ぐ力を身につける。
そこで収入を増やしていったら、次は自分がやらなくてもいいことを人に任せたり、仕事の効率を上げていく。
お金増える→人や仕組みに任せる→時間増える→自己投資する→レベル上がる→更にお金と時間が増える
こんな風に、お金が増えていく人は、豊かになるべくして豊かになっていきます。
遊びや慈善活動はその余剰でやるべきです。
お金を使う優先順位が間違っていると、いつまで経ってもお金は増えません。
これは原理原則です。
時間(人生)という有限資産を削りながら僕らは生きている
今、お金を払ってるものの中に各々、余計なものが含まれてると気付いた人もいるかと思います。
そのお金と時間を使って自己投資をすれば、経験や知識が増えて、収入を上げることが出来たたかもしれません。
もしかしたら大切な人を守ってあげられる力が手に入ったかもしれません。
僕は大金持ちになることよりも、人生の大事な時間を確保したり、心のゆとりを持って生きられることのほうが大事なんじゃないかと思っています。
お金がなければ他人を思いやるような余裕もないですし、労働を切り売りしながら時間も差し出していかないといけない。
そうすると、人生にゆとりがなくなっていき、時間(命)もどんどん削られていきますから。
少なくとも貧乏よりは、お金持ちの習慣を身につけて生きていったほうがいいじゃないですか。
なので、余計なものにお金を消費することがどれだけの機会損失に繋がっているかを見直して、自分の未来のために投資をしていきましょう。