マーケティングファネルとは?安定した集客と収益を生み出すための戦略

「マーケティングファネル」という概念を理解することによって、情報発信ビジネスの仕組み構築をスムーズに行なえます。

情報発信ビジネスにおいて、やはり大事なのって全体像や仕組みを理解すること。

 

いまやってる作業がどこに繋がっているの?なぜいまのビジネスがうまくいかないのか?

全体の仕組みを客観的にみれば原因がわかりますが、全体像が見えてないと、混乱してしまう。

 

初心者の方であればこそマーケティングファネルの概念を理解してほしいんです。

マーケティングファネルの考え方はどのビジネスにも全て使えますが、このブログを読んでる方は情報発信ビジネスに興味がある人だと思うので、情報発信ビジネスを例に解説しますね。

 

マーケティングファネルを図解で解説

マーケティングファネルとは、上記のような図のことを指します。

見込み客から認知されて、最終的に購入までたどり着くまでのプロセスを見える化させたものですね。

 

コーヒフィルターを通す時に不純物はフィルターに残り、純度の高いコーヒーだけがコップに注がれるのに似ていて、マーケティングファネルの下に行けば行くほど、見込み客だった人はファンに近づいていき、購入に繋がりやすくなる。

あ、決して「購入しない見込み客は不純物だ」って言いたいわけじゃないので、怒らんといてください。例えです。

 

全員があなたのことに興味を持ってる人ばかりじゃないし、商品やサービスの必要性を感じてない人だっていますから、購入率を高めていくためのマーケティングファネルに沿って情報発信をしていくんです。

これはDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)の「集客→教育→販売」の考え方と関連性が非常に高いので、DRMについても知っておくといいです。

 

ファネル毎に必要なコンテンツと事例

では、マーケティングファネルを実際どのようにして、情報発信ビジネスに落とし込んでいくの?

もう1回、さきほどの図を例にして説明しますね。

「認知」の段階であれば、ブログやFacebookやTwitterなどを使って、まず集客メディアに人を集めていきます。

 

②まだここではセールスをしても売れないので、「興味関心」の段階へシフトするために、メルマガに登録してもらいます。

当然、相手に登録するメリットがなければ行動してくれませんので、見込み客が興味を持ってくれるような無料プレゼントや特典などをつけていきましょう。

 

「比較・検討」の段階は、最終的に他社ではなくあなたの商品やサービスを選んでもらうために、教育をしていきます。

あなたの理念や価値観を共有したり、あなたの情報を受け取ることで見込み客はどんなメリットがあるのか?を伝えていきます。

他にもアンケートを取ったり、質問に返答したりと、コミュニケーションを取りながら信頼関係を築いていく。

 

「購入」の段階で、セールスをします。教育をした後に、あなたが提供してるサービスや商品、企画の案内がやっとできるんです。

 

基本的にこの流れに沿ってコンテンツを作っていき、仕組みを構築していけば大ゴケすることはありません。

もし思うような結果が出なかった場合も、マーケティングファネルのどの段階で問題があるのかを分析すれば原因が見つかってくるはずです。

あなたが他の発信者のコンテンツを受け取る時も、このマーケティングファネルを頭に入れておくと、その発信者の戦略の裏側が見えてきますよ。

 

ダブルファネルで循環型システムを構築

さらには、「ダブルファネル」という考え方を取り入れることで、売上金額をさらに伸ばすだけなく、なおかつ見込み客が見込み客を連れてくるシステムが構築できるんです。

図にすると、先程のマーケティングファネルとは対称に、逆三角形の形をしたものになります。

①まず商品を売った後にアフターフォローをすることで満足度アップにも繋がり、よりあなたに対して信頼を置いてくれます。

また購入後の声や感想を聞くことで、新たなニーズや市場の創出を生み出すヒントが得られます。

 

②教材だけでは満足できない人に、英語を学ぶコミュニティの参加権を売ったり、個別サポートを売ったりすれば、第2・第3のキャッシュポイントを作ることができます。

例えば、英語を学ぶ教材を販売したとして、「たしかに内容は素晴らしいけど、一人だとモチベーションが落ちてしまう。一緒に学べる仲間が欲しい」みたいな悩みを色んな購入者たちから聞いたとしたら、これってサービス化するチャンスなんですね。

 

またあなたの活動理念や生き方そのものに共感してくれてる購入者であれば、知人や友人に口コミでシェアしてくれたり、SNSでシェアしてくれます。

 

すると、見込み客だった人が購入者になり→新しい見込み客を連れてきてくれる、という循環を作ることができます。

あるいは紹介してくれた人に、アフィリエイト報酬を上げたり、限定コンテンツやサポートをつけてあげれば行動してくれやすくもなります。

 

 

ビジネスは売り切って終わりではなく、むしろ売ってからが勝負。

例えば、粗悪なサービス、詐欺的な商品で一時的に売上を作ったとしても、そこで一気に信用を失えばもう次はありません。

 

むしろ、悪い口コミが広がれば広がるほど、あなたに対する不信感はどんどん募るばかり…この事態はちょっと避けたいですよね。

(まあこれを読んでる方に、そんな悪いことをする人はいないと思いますがw)

でも逆に、お客さんに満足してもらえれば良い口コミが広がっていき、集客や売上げアップにも繋がるので、売った後の見込み客との関係性をぜひ大事にしていただければと。

 

まとめ

必ずしもマーケティングファネルの通りに全ていくとは限らないのですが、このように戦略を持って仕組みを作っていくことは大事です。

ただこれって概念的なものであり、あくまで基本的な全体像なので、あなた自身はそもそもどんなビジネスを作っていきたいのか?どういう価値を生み出していきたいのか?この考えなくして、情報発信ビジネスはできません。

 

どうすれば楽に収入が入ってくるか、どんなビジネスが儲かりそうか、なんてぶっちゃけどうでもいい。

それよりも、なぜそのビジネスなのか?あなたは何のために働くのか?誰のためにやってるのか?といった自分の定義、コンセプト、理念…ここの土台があってはじめてノウハウや概念が活きてきます。

集客や売上に伸び悩んでしまう方ほど、ノウハウやテクニックや理論ばかりを手に入れようとして、砂上の楼閣のような中身がないビジネスになってしまいがちなので、気をつけましょう。

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