『このビジネスで稼げる確率はどれくらいありますか』
『このビジネスはいつまでに稼げるようになりますか?』
ビジネスを教える活動をしてると、こんな悩みの声が沢山届きます。
もしあなたがこういう発想を持っていたり、
販売者に対してこんな質問してたらすぐ捨てましょう。
これ失敗する人の典型的パターンですので。
目次
会社員と起業家の違い
①会社員で収入を得ること
②起業してビジネスで収入を得ること
この2つには全く異なるルールがあり、まずそこから知るべきです。
僕はここに気付くまで時間が掛かりました。
僕が以前働いていた会社は毎月25日が給料日でした。
建築業界の時も、人材業界の時も一緒でしたね。
あとはアルバイトをしてた時も、大体月末か月初に振り込まれるケースが多かった。
基本的にとりあえず出勤して働いていれば、決まったお金は入ってくるわけです。
極論言うと、どれだけ頑張って働いても、
毎月の収入は働いた時間で換算されるので、
あまり給料に影響はない。
ちょっと仕事の手を抜いたかもなーと思う月でも、
ちょっと今月は成績悪かったなーと思う月でも、
とりあえず会社に出ていればお金は貰えていました。
成果型報酬の仕事以外は大抵こんなところが多いんではないでしょうか?
起業すると給料日はなくなります
でも、『ビジネス』はそれが通用しなくなります。
まず決まった給料日がなくなるんですね。
自分自身で仕事を生み出して価値を生み出さないと、
いつまで経ってもお金は入ってこない。
働いた時間なんて関係ありません。
どれだけ頑張っても売上に直結しないと0円だし、
売上に直結する仕事ができていれば収入は増える。
完全成果報酬です。
しかも失敗はすべて自己責任。
あなたの面倒を見てくれる上司も社長もいません。
どれだけビジネスの規模が小さくても、
副業だったとしても自分自身が『社長』なわけです。
・稼げる確率はどれくらいか
・いつまでに稼げるか
そんなものは自分自身の行動ですべて決まるわけであって、
明確な答えなど存在してないってことです。
それを他人に聞く時点でズレています。
僕はここに全く気が付いていなかった。
「このビジネスは稼げます」
と誰かが言ってるフレーズを聞いて、ちょろっとだけやってみて失敗したら、
「なんだよ、稼げないじゃん。嘘つきめ」
って”他人のせい”にずっとしてきてました。
「3ヶ月くらいちゃんとやれば結果出ますよ」
こういうセリフを聞いて全く稼げてなかった時も、
「これは自分に向かなかったんだ」
ってやってこなかった自分を正当化してました。
スキルや知識があるから稼げる
ビジネスって博打でも宝くじでもないので、
自分自身のスキルや知識を磨いて、経験値を積み重ねて行かない限り、
いつまでも稼げるようにはならないんですよね。
ブログでアクセスを集める、興味を持ってもらう、
商品を売る、利益を最大化させる、収益を自動化させる。
こういったものは勉強して、実践を通して
覚えていかないと作れるようになりません。
スポーツ、勉強、楽器演奏、料理、歌、デザイン
これらのスキル・知識も同じです。
僕が23歳で初めて一人暮らしをした時、最初に買ったのは料理本でした。
ご飯の炊き方が分からなかったので、
ご飯はどうやって研げばいいのか?水をどれくらい入れればいいのか?
まずそこからスタートしましたw
料理したいけど出来ない。
なので料理本の見よう見まねで作ってましたね。
最初は下手くそでしたけど、段々とサマになっていきます。
今では料理してって言われれば、
材料さえあれば適当に「なんか」は作れます。
美味しいかどうかは別にして、食べれるように形にすることは出来る。
練習してきたから、失敗をして覚えてきたから
作れるようになっただけに過ぎません。
ビジネスだって同じです。
正しいスキルと知識を勉強して、実践で覚えていけば、
当たり前のように結果を出すことができる。
そこに運の要素なんてないわけです。
すべて「蓄積してきた結果」です。
太陽光パネルを売りまくるスーパー営業マン
僕の友人に太陽光パネルという高額商材を
一般家庭に70~80%の確率で成約させてくるスーパー営業マンがいます。
しかもキャンセル率はほぼゼロ。
いきなり訪問した初対面のお客様に対して営業して
最後はお客さんも喜んでサインをしてくれるそうです。
でも最初は全く売れなかったと言っていました。
でも徹底的に現場で学んで検証してきて、
売れるセオリーを身につけていったそうです。
彼にはすべて「型」があって、Aを言われたらBで返す、
Cという反応をしたらDをやるという感じで、
売るための型に沿って、実践していってるそうです。
アドリブでフリートークで適当に進めると、ほぼほぼ決まらないと言ってました。
オンラインだろうがオフラインだろうが、
スキルや知識ってそれくらい大事なんです。
なので、ビジネスで結果を出したいならば、
スキルと知識を正しく学ぶしかない。
僕は想定した通りにビジネスで
結果が出ない時は必ず「原因」を探します。
自分が「正しい」と思ってやってたことが
本当はどこかでズレていたんじゃないか?
まず起こった結果に対して一喜一憂するんじゃなくて、
その過程から解決の糸口を探すんです。
すると、自分の勘違いや過ちに気づけて、
「次はここを改善すれば、数字も上がる可能性があるな」
と次の対策が分かるようになります。
それが考えても分からないなら、
ネットで調べまくるし、教材やセミナーで足りない知識を補います。
自分の力でどうにもならない時は
コンサルやコミュニティで先人の知恵をお借ります。
そうやって成果を上げてきました。
ビジネスは国立大学に合格するよりハードル低い
これまでの話からも分かるように、ビジネスには運もまぐれもありません。
博打ではないんですから、
「いつまでに稼げるようになれるか?」
「ビジネスで稼げるようになる確率は?」
っていう発想は早く捨てたほうがいいです。
見るべき視点はそこではなくて、
どうすれば上手くいくか?を考えることです。
そのために何をすべきか?考えることです。
ビジネスモデル自体が分からないなら、
分かるようになるまで徹底的に調べないといけないし。
実際にやってみないとスキルや知識は身につかない。
以前のサラリーマン時代の僕のようにただ言われたことをこなして
待っていればお給料が貰える世界とは違うので、
全て自分の行動やマインドが収入に直結してると自覚しないといけません。
年収で1億、2億稼ぐとなると、才能とかセンスも問われるかもしれません。
でも普通に生活できて、お金に不自由しない程度の額なら、
誰だってインターネットビジネスで稼ぐことは可能です。
国立大学に合格する、医者になる、弁護士になる、超一流企業に就職する。
これらよりも圧倒的にハードルは低いです。
悩む前にまずは行動しましょう。分からないならまず調べましょう。
自分一人でどうにもできないなら、
スキルや知識に投資をして補いましょう。
コメントを残す