「自己投資の重要性」は色んなところで言われていますが、ただ闇雲にお金を使ってしまうと自己投資どころか「浪費」になります。
僕自身も、*20代の時に100万円以上を自己投資に使ってきましたが、使い方や優先順位を間違えてしまったせいで借金が増えて、生活水準が著しく低くなったこともあります。
※正確にいうと100万円以上どころか、300万円は余裕で自己投資に使っていました(笑)
もちろん自己投資をしてきたからこそ、結果的に『起業して稼げるように』はなりましたが、今思えば「しなくても遠回り」が多かった。
かつての僕みたいに間違った自己投資をしないためにも、僕の失敗談を反面教師にしてもらえればと思います。
目次
①自分の将来に必要ない資格取得
社会人3年目くらいの頃、会社と家の往復だけの人生に飽きてきて、「なにか刺激がほしい」と思っていた。
そんなときに最初に思いついたのが「資格取得」や「習い事」でした。
最初はユーキャンの通信講座で英語を習おうとしました。
だけど、教科書見ても全然頭に入ってこない。。。「じゃあ教えてもらおう」ってことで英会話教室に通う。
他にもEXCELの資格を取ろうと資格学校にも通ったり、スポーツジムに入会してみたり。
グロービスのロジカルシンキングなんちゃらコース(みたい名前w)にも入ってたことありましたね。
だけど、どれも続きませんでした。
なぜ続かなかったかは明確で「やる理由」がそこまでなかったから。
べつに僕の人生にとってそれが本当に必要なものでもなく、「習い事してる自分って頑張ってる感じがする」って思いたかっただけなんですよね。
もちろん全てが無意味ではないですが、自分にとってその資格や習い事が本当に必要かを見極めないと、お金と時間を無駄になるだけです。
②「名刺」や「数字だけのFB友達」が増える異業種交流会
人脈を増やしたい、いろんな人と繋がりたいと、異業種交流会に参加していたこともあります。
最初は、色んな価値観の人繋がれるのが面白かったですが、そこから何かに発展したわけではありません。
名刺の数だけ無駄に増えて、FBで友達は増えるけど、たった1回数分話した程度の関係性です。
しかも当時の僕は、普通の会社員でなにか特別な経験やスキルを持ってるわけでもない。
そんなやつが異業種交流会で人脈を作りに行ったところで、相手にされないか、カモにされるだけなんです。
実際、誰でも参加できるような異業種交流に集まる人たちってネットワークビジネス・保険・投資話などの勧誘目的な人も多いです。
だから、その人たちから見れば「凡人の僕」は人脈じゃなくて金脈なんですよね(笑)
なにか新しい価値観や考え方を取り入れるために、違う業種の人たちと会うことも大事ですけど、何者でもない人間はまず自分の実力を磨くこと。
どんな些細なことでもいいから、誰かに価値提供できるようなスキルや経験を身につけること。
自分に実力がついて魅力的な人間になったときに、嫌でも向こうから声をかけてくるようになります。
③甘いセールストークに引っかかった投資話や保険
異業種交流で知り合った人らからお茶に誘われて、そこで投資話や保険のセールスを受けた僕は、いくつか加入したことがあります。
まあどれも失敗でした(笑)
だけど当時の僕は無知すぎたので、セールストークを鵜呑みにしてしまい根拠や理由をしっかり考える&調べることができなかった。
- 「今のままじゃ不安ですよね?」
- 「将来もし◯◯になったらどうしますか?」
- 「今がチャンスですよ」
って、不安や恐怖の感情を煽られて、美味しい餌を釣られた僕はまんまと引っかかってしまう。
だけど普通に考えたら、本当に「美味しい話」って他人に言わずに自分でやります。
じゃあなんでそれを勧めるか?って、自分がやるより「情報を売ったほうが儲かる」からです。
「あなたのために!」「あなたのことを思って!」とか、それって上辺だけの言葉で、本音は「金づるになるかどうか」で見てるわけですよ。
もちろん中には誠実で素晴らしい志を持って仕事をされてる方もいます。
正直、経験値がないと見極めが難しいですが「話の内容よりも、その人自身が本当に信用できるか」を基準にするといいです。
もしこの投資話がなくても、人としてお付き合いを続けていきたいのかで考えれば、冷静な判断はできるんじゃないかと。
あと補足でお伝えしておくと、「資本力のない個人」が投資で儲けようとは思わないでください。
資本力ある人が「余ったお金を投資に回して増やす」のが本来のやり方であって、宝くじ感覚で資本のない素人が手を出すと失敗します。
100万稼ぐなら投資なんかよりも、自分で稼いだほうが早いんですよ。
むしろそれしか方法はなくて、会社以外の給料から自分で収入を作っていこうと思うならビジネスを作る以外ありません。
④学んで満足するだけの自己啓発本&セミナー
ビジネスや起業の世界を知って、意識高い系になっていた僕は「自己啓発本」を読み漁るようになりました。
とにかくAmazonで気になった本があればポチポチしまくってましたね。
だけど「なるほど」「いい話を聴いた」と学んだつもりにはなるんですが、結局のところ読んでるだけで満足してるだけ。
「本読んでるオレ」に自己陶酔してただけだった。
本棚にたくさん本は並んでるけど、どれも内容はほとんど覚えていないし、むしろ読んでいない本すらある。
自己啓発セミナーだって同じです。
初めて参加する時はテンション上がって楽しくて「なんか変わった気になれる」のですが、現実世界に変えればいつもと同じ生活です。
だからまた新しい刺激が欲しくなって、またセミナーに参加してみるが、現実はいつまでも変わらない。
この無限ループに陥るんです。
ぶっちゃけ自己啓発本とかセミナーで教えられてることなんて、どれも一緒。
喋ってる人が違うか、話の切り口が違うだけで、根本的にはどこで学んでも同じなんです。
だけど「あなたもこの秘密のメソッドで人生を変えましょう」みたいなセールスコピーに引っかかってしまう(笑)
そもそも「成功者みたい」に仮になりたいのなら、やるべきことは話を聞くことじゃなくて、行動することです。
自分で稼ぐこと、ビジネスを作ること、何かの分野に打ち込んで仕事を極める、スキルを極める、それしかないんです。
⑤ノウハウコレクターの仲間入りになった情報商材
「良い話を聞いた」で終わらせるのではなく、ちゃんと実利につながることをしないと駄目だと気づきいた僕。
そこから「ちゃんとお金を稼ぐ方法を学ぼう」と、ネットビジネスの情報商材を買い漁るようになります。
だけど当時の僕は購入した商材をまとも実践もしようとせず、また新しい商材を発見すると「コレも良さそう」と気になってまた買ってしまう。
商材をちょろっとやってみて、うまくいかなかったらすぐやめる。
難しそうだと思ったら、これは自分には向いてないと、理解する努力すらしようとしなかった。
そしていつの間にか「もっと楽に、カンタンに、すごい方法があるのでは?」とアホな考えをするようになり、ノウハウコレクターの仲間入りを果たします。
「そんなやつにお金を稼ぐ資格もないし、人生変える資格もない」…もし当時の僕が目の前にいるならそう伝えますね(笑)
情報商材はピンきりですから、中身がないものもあれば、「この値段でこんなにノウハウを詰め込むか!?」ってくらい有益な情報もあります。
だけど、「この商材を買えば必ず稼げる」と100%保証はありません。
当たり前です。
いくら優れたノウハウを手に入れたとしても、本当に稼げる情報だとしても、ちゃんと実践してなかったら無意味ありません。
あるいは実践してるけど、理解したつもりで間違ったやり方になってるなら、どれだけ努力しても報われません。
「僕みたいな凡人は一人で頑張っても無理だ」と悟って、塾やコンサルにお金を使うようになりました。
僕が稼げるようになったのも、コンサルを受けて「正しい方法」を学んだおかげであり、塾(コミュニティ)に入って「切磋琢磨できる仲間」を作ったから。
まとめ:自己投資が「浪費」になった失敗例5つ
- 資格取得
- 名刺交換会&交流会
- 投資や保険
- 自己啓発本&セミナー
- 情報商材
まとめると、僕が自己投資に失敗してきたのは上記の5つ。
ただし、ここで言いたいのは、これらの「自己投資が悪い」ということではありません。
正しく自己投資をすることができれば、自分のスキルや経験値を高めてくれて、将来に役立つものもたくさんあります。
むしろ僕は自己投資をしなければ、起業もできなかったし、PC1台で好きなことを仕事にする生き方もできなかったから。
当時の僕が、自己投資ではなく「浪費」になってしまったのは、僕自身のお金の使い方や優先順位に問題があったからです。
最初は本を読んだり、セミナーに出たり、インプットをして知識を増やしていくフェーズは必要ですから。
まあとにかく、優先順位を間違えて闇雲にお金つぎ込まないように気をつけて、『キャッシュ・フロー』もちゃんと考えながら自己投資していきしょう。
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