先日、メルマガ読者さんからこのようなメッセージが届きました。

要約すると、このような内容です。
この方はアドセンスブログのノウハウを学んでいるようでしたが、教わってるメンターとのソリが合わずに悩んでいるとのことでした。
成果を出すためにお金を払ってコンサルを受けるというのは素晴らしい決断だと思いますが、そのコンサルを受ける相手選びは非常に重要です。
今回は、情報発信ビジネス(インターネットビジネス)のコンサルを受ける上での注意点を書いていきますので、コンサルを受けようかどうか悩んでる方は参考にしてみてください。
目次
メンター(教わる人)との相性が一番大事
上記の記事でもメンター選びのポイントは語っているわけですが、一番大事なのは「メンターとの相性」です。
いくら実績やノウハウが優れていても相性が最悪だったら、素直に学べないと思うんです。
人間にはそれぞれタイプがあります。
- ガツガツ・オラオラ系の人
- 場の空気を大事にする人
- 頭の切れる理系タイプの人
- みんなを巻き込む陽気な人
などこれは一例ですが、、それぞれに良いところがあって、それぞれに不足してるところもあったりする。
例えば、ガツガツ系の人の価値観で、場の空気を大事にするタイプの人に同じ方法論を押し付けたとしても、同じようにできるか?というと、難しい場合もあります。
目標立てて頑張れる人もいれば、目標よりもプロセス重視の人だっている。
その人に合うビジネスジャンルや、取り組み方もあります。
これは良い悪いではなく、個性でもあり、性格的なところもあるため、どうしても人間的に感覚的に合わないという人がいて当然です。
まずここを認識しないといけません。
コンサルを受ける前の注意点3つ
ここを踏まえた上で、コンサルを受ける上での注意点を3つご紹介します。
ノウハウや実績以上に人間性や考え方の相性を
先ほども書きましたように、「相性」ですね。
その人のブログなりメルマガ、あるいはSNSやYouTubeなどで見るべきポイントは「いくら稼いでるか?」「どれだけの実績があるか」だけじゃありません。
ノウハウや実績だけで見れば同じような人はたくさん要るわけで、そこで判断するとほぼ失敗します。
派手な生活、羽振りの良さを自慢してる発信者は多いですけども、そういう表面的なイメージに騙されないでください。
その人がSNSでどんな写真をアップしてようが、その人が教わるべき対象かどうかは別の話です。
「あなたもこうなれます」というイメージを植え付けて夢を見させる目的で、あえてキラキラしたライフスタイルを演出してる人はメチャメチャ多いです。
それよりも、この人から教わりたいかどうか?この人の理念や価値観に共感できるか?ここが最重要ポイントです。
お金を払うだけじゃ成果は出ない
当たり前の話ですが、コンサルにいくらお金を払っても実践するのは自分自身です。
コンサルを受ける意味は、自分が実践していて躓いた時に相談できる、問題解決策を得ることができる、という機会を得るためにあります。
「コンサル受ける=成果保証」という話じゃありません。
逆に「再現性100%」とか「必ず稼がせます」とかウマイ話ばかりしてる人がいたら、疑ったほうがいいです。
受験勉強でも同じですが独学でやるよりも、家庭教師や塾の先生に教わったほうが成績が上がりやすい。だけど塾に入ったからといって、全員が志望校に合格できるか?というと違います。
最終的には、本人の努力で決まるので、ここを履き違えてはいけません。
ただその努力をする中で、相性のいいメンターを選ぶことで、いいパフォーマンスが発揮しやすくなる、というだけです。
あなた自身がコンサルを受けたい理由を明確にする
なぜコンサルを受けたいのか?なぜそのビジネスをやりたいのか?
ここの理由が自分の中に明確になければ、いくら優れたコンサルを受けたとしても成果は出ないです。
なぜなら自分にやる理由・動機がないと、人間は頑張れないからです。
崇高な理念や志が必要と言ってるわけじゃなくて、「目的意識」があるかどうかという話です。
べつにビジネスなんてやる必要ないかもしれません、本当はお金なんて要らないかもしれません。
なのに、「このビジネスコンサルを受ければ、私はあらゆる悩みから解放されるかも」とコンサルに答えを求めるのは違うんですよ。
言われたからやるんじゃなくて、自分がやりたいかどうか、自分がやれるかどうか。ここなんです。
どんなコンサルでも学べることはある
仮に、自分がコンサル選びに失敗したとしても、そこから学べることは沢山あります。
べつに相性は悪くても、ノウハウが素晴らしければそれはそれで取り入れて実践すればいいですし。
もしコミュニティのような場があって、他メンバーさんとも交流ができるなら、そっちと情報交換すればいいです。
あるいは、自分がいつか教える側になった時に、こういうコミュニティを作ろう、メンバーさんと接する時はここを気をつけようと、反面教師にすることも出来ます。
与えられた環境の中でもやれることは絶対にありますので、もしあなたがどんな環境でコンサルを受けてたとしても、学ぶことはいくらでもあることを、忘れないでください。
自分が失敗を繰り返して、悩んだ分だけ、人の気持ちがわかるようになります。
自信を失ったり、自己否定する必要はありませんので、前を向いて行きましょう。