【GDTの法則】ブログやメルマガ文章で成約率を上げる9つのセールスキーワード

『GDTの法則』って知ってますか?

コピーライティングテクニックとしては古くからある考え方なんですが、人間の感情が動くポイントには共通点があり、それを9つのキーワード(法則)に表したのがGDTの法則。

このGDTの法則を「ブログ記事の見出し」や「メルマガのタイトル」や「セールスレターのヘッダー」に利用すれば、成約率・反応率の向上にも繋がります。

自分のターゲット(見込み客)がどのキーワードに反応しそうかを考えながら活用してみてください。

あと、これを読んでるあなたはコピーライティングやセールスについて勉強されてる方だと思うので、売り手側の心理しっかり理解しながら騙されないように知恵を身につけておきましょう。

 

動画で確認したい方はこちら

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GDTの法則とは?

 

  • Goal(ゴール):3つの目標
    ①時間をかけたくない ②努力したくない ③お金をかけたくない
  • Desire(デザイア):3つの欲望
    ④富や名誉がほしい ⑤愛されたい、性欲を満たしたい ⑥快適でいたい、苦痛から逃れたい
  • Teaser(ティーザー):3つの本性
    ⑦希少性あるものが気になってしまう ⑧好奇心を刺激されると気になってしまう ⑨反社会性なものが気になってしまう

これらの3つの頭文字を取って名付けられたのが『GDTの法則』です。

G→D→Tの順に人間の欲求レベルは高くなっていき、それぞれに3つの欲求があります。

【コピーライティング基礎】5つのNOTとは?反応率を高める文章テクニック

 

Goal:「3つの目標」

ここは一番、欲求のレベルが弱いところです。メリットをプッシュして理性に働きかけるんですが、いかんせん「理屈」なのでこれだけだと人って心が動かないんですよね。

ちなみに、これだけで引っかかってしまう人は正直なところ「情報弱者層」です…

 

①Time(タイム):時間をかけたくない

人間って時間かけずに、なるべく早く、最短な方法が好きなんですよね。

果てしない未来の話よりも、すぐ実現できそうな未来のほうが人間心理としては感情が動きやすい。

よくある例

「1日1時間の作業だけで月100万円を稼いだ方法」

「たった14日間で理想のパートナーと出会う方法」

 

②Effort(エフォート):努力をしたくない

これも時間をかけたくないという心理に似ていますが、難しそうなもの、努力を必要とすることを人は嫌います。

できるだけ楽をして、なおかつ欲しいものを手にしたいというワガママな生き物なんです(笑)

よくある例

「甘い物を我慢しなくても◯◯を摂取するだけでキレイに痩せられます」

「専門知識不要!未経験歓迎!◯◯するだけの簡単なお仕事です」

 

③Money(マネー):お金を使いたくない

やっぱりお金は失いたくないですし、損したくない、って誰もが思います。特にお金に執着が強い人にとっては、ここも刺激ポイントの1つ。

よくある例

「いまなら実質0円で最新機種が手に入ります」

「もし今のまま独学で教材を買い続けてもお金をどんどん失うだけです

 

Desire:「3つの欲望」

ここはGoalの次に高い欲求レベルです。ここはより感情的なものであり、本能に近づく欲求。

その人自身の価値観やアイデンティティに合わせていくことが重要です。

承認欲求や安心感のポイントはどこか?を考えながら、テクニックを使うようにしてください。

 

④Greed(グリード):富や名誉が欲しい

男性的なパワーが強い人は特に、認められたい・誰よりも優れていたいという感情を持っています。社会的な評価がほしい人にとっては、Greedは響くポイントになるでしょう。

よくある例

「友人や異性からも憧れられる魅力的な男になれる方法」

「トップ1%のセールスマンだけに与えられる名誉ある◯◯賞」

 

⑤Lust(ラスト):愛されたい、性欲を満たしたい

男性ならモテたい、女性なら愛されたい・美しくありたい、という感情は誰もが持っています。

よくある例

「どんな美女でも一瞬であなたの虜にできるトークスキル」

「何歳になっても若々しさとキープできるアンチエイジング法」

 

⑥Comfort(コンフォート):快適でいたい、苦痛から逃れたい

いま置かれてる苦痛や悩みから解放されたい。もっと快適でいたい。それぞれの生きている環境は違えど、誰しもがこの悩みを抱えています。

よくある例

「嫌いな上司に頭を下げて身も心も削る日々から開放されたくないですか?」

「もし万が一、病気や怪我になっても◯◯は保証されるので心配不要です」

 

Teaser:「3つの本性」

一番高い欲求のレベルです。これは理屈とか感情を超えて、本能レベルに訴えかけるものなのでここを刺激されると逆らえません。

ただ、これを乱用したところで中身の話がなければ胡散臭いコピーライティングで終わります。

最初のフック(興味付け)としてこれを活用して、そのあとに根拠となる話をしていけば、説得力も生まれてきます。

 

⑦Scarcity(スケアシティー):希少性あるものが気になってしまう

限定性、希少性に僕らは弱いです。テレビショッピングもこのテクニックを使って購買意欲を刺激しています。

よくある例

「期間限定販売!限定◯個で販売終了します!」

「◯◯の条件に当てはまる人だけに特別なご案内があります」

 

⑧Curiousty(キュリオシティー):好奇心を刺激されると気になってしまう

意外性やギャップがある話に、人は惹かれます。まさかそんなこと…って思うようなことでも、ついつい知りたくなるんですよね。

よくある例

「30歳無職の中卒男性が◯◯をキッカケに東大生になってしまった話」

「月100万円の主婦がひっそりと誰にも言わず稼いでる手法とは?」

 

⑨Controvesy(コントロバーシー):反社会性なものが気になってしまう

常識的にはありえないこと、物議をかもすような内容は、自分には関係なくても気になって中身を知りたくなります。

よくある例

「◯◯な人は悪魔に魂を売ってでもお金を稼いでください。なぜなら…」

「この真実を知ってしまうと後悔しますので読まないでください」

 

ちなみに、コピーライティングスキルを身につけるのに、非常におすすめな本がこちら。

コピーライティングの必読書

現代広告の心理技術101(ドルー・エリック・ホイットマン著)
(クリックすると詳細ページに飛びます)

稼いでる起業家、有名コピーライターのほとんどが「コピーライティングの基礎はこれ1冊で十分」と豪語するほど、コピーライティングのお手本となる書籍です。

 

まとめ

  • Goal(ゴール):3つの目標
    ①時間をかけたくない ②努力したくない ③お金をかけたくない
  • Desire(デザイア):3つの欲望
    ④富や名誉がほしい ⑤愛されたい、性欲を満たしたい ⑥快適でいたい、苦痛から逃れたい
  • Teaser(ティーザー):3つの本性
    ⑦希少性あるものが気になってしまう ⑧好奇心を刺激されると気になってしまう ⑨反社会性なものが気になってしまう

以上が、GDTの法則でした。

コピーライティングのテクニックとして知っておけば、キャッチコピーやタイトル・見出し、表現のバリエーションが変わってきますのでぜひ参考にしてみてください。

 

PS:コピーライティングより大事なこと

ただし、いくら知識やテクニックを知って乱用したところで、それはただの独りよがりな一方通行で終わってしまいます。

根本的には、「誰のために」「なんのために」そのブログを、そのメルマガを、その商品を届けたいのか?というコンセプトや目的が明確になっていないといけません。

結局行き着く先は、コピーライティングテクニックとか、ノウハウじゃないんです。

どうすればいい文章が書けるのか?どうすれば反応率が上がるのか?とテクニックに溺れてしまった結果、胡散臭い文章や型にハマったツマラナイ文章になる人も少なくありません。

そこが分かってないと、相手の心に響く文章も書けないですし、相手にどんな情報を提供するのがベストなのかも理解できないからです。

 

例えば、異性にアプローチする時だって、その異性に合わせてアプローチ方法を変えるじゃないですか。

LINEをマメに返したほうがいい人もいれば、褒めるとすごく喜ぶ人もいれば、インドアが好きな人もいて、その人の価値観・志向・ライフスタイルを知った上でないと、振り向いてくれません。

恋愛も、人間関係も、ビジネスも全部同じなんですよね。

 

なのでこのテクニックを使う前に、あなたがターゲットにしてる読者・見込み客だったらどんな言葉を使ってあげたら反応するか?

まずここの「人間理解」という土台をしっかり考えていきましょう。

もし自分の情報発信がブレている、ターゲットが明確じゃない、コンセプトがわからないという方は、無料メール講座で詳しくそのへんの話を解説していますので、興味あればご登録してみてください。

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