自分のスキルや特技を手軽にサービス化できることで有名な「ココナラ」。
まずはココナラで少しでもいいから副収入を得たい、という方も増えてきていますが、実際のところ売れる人は限られてきます。
だけど売れてる人には共通点があって、ちゃんとマーケティングやセールスの考え方を使って出品してるので、素人が出品してるサービスよりも魅力的に映るのは当たり前。
せっかく勇気を出して出品したのに全く売れないと、「自分のサービスなんて誰も興味ない」と思い込みがちなんですが、大抵の場合は知識不足なんですよね。
要は、売るための見せ方やアピールの仕方を知らないだけなんです。
この記事では、実績ゼロの初心者がどうすればココナラで稼げるようになるのか?を具体的に解説していきたいと思います。
目次
プロフィール設定
まず最初に設定すべきなのが、プロフィールです。
あなたがお客さんの立場になったときのことを考えてほしいのですが、
- どんな人物かイメージできる出品者
- 得体の知れないよく分からない出品者
と2人の出品者がいたとしたら、明らかに前者のほうが信用度は上がりますよね。
でもほとんどの方がプロフィール設定をしていなかったり、何者なのかがよく分からないプロフィールになっています。
プロフィール画像
顔出ししてる=信用できる人だと認識されるので、顔出ししてもOKな人はプロフィール用の写真を使いましょう。
もし写真NGなら、自分の似顔絵や印象に残りやすいアイコンを載せましょう。
ユーザー名
これはシンプルに本名か、ビジネスネーム、覚えてもらいやすいニックネームですね。
あと名前の後ろに、肩書きや実績なども書くと印象に残りやすくなります。
ユーザー名だけでどんな活動をしてる人なのかが分かれば、プロフィールを経由して商品やサービスを見てくれる可能性も出てきますので。
自己紹介
自己紹介で大事なのは、
- あなたは何をしてる人?(実績や活動)
- どんな人を対象にしてる?(どんな悩みを持ってる見込み客)
- あなたと関わるとどんなメリットがある?(どんな変化や成果が期待できる)
ここをしっかり読み手に伝えることです。
もちろん商品やサービスが魅力的ならそれだけでも売れますが、比較検討をされたときにプロフィールが充実してるのとそうでないのとでは、差が出てきます。
あとはプロフィールを充実させていれば、おすすめに掲載されやすくなる可能性も多少あります。
参入できるジャンルを見つける
ココナラで出品できるジャンルは、以下の通り。
- 似顔絵・イラスト・漫画
- デザイン
- Webサイト制作・Webデザイン
- ライティング・ネーミング
- 音楽・ナレーション
- 動画・写真・画像
- 翻訳・語学
- IT・プログラミング
- マネー・副業・アフィリエイト
- 占い
- 悩み相談・カウンセリング
- 恋愛・結婚
- キャリア・就職・資格・学習
- 美容・ファッション・健康
- 旅行・お出かけ
- 士業(弁護士・税理士・行政書士etc.)
- ハンドメイド
など。ほぼほぼ全てのカテゴリーを出品できるので、この中から自分が参入できそうなカテゴリーを見つけましょう。
ここで重要なのは「実績や経験値が足りないから自分には無理だ」とビビらないことです。
この後にも解説しますが、自分にとって当たり前のことでも、他の人からすれば当たり前じゃないことは沢山あります。
初心者向けの分かりやすい情報を求めてる人もいれば、中級~上級向けのニッチな情報を求めてる人だっています。
なので、自分のサービスを「誰に」向けて売るのか?によって、価値の大きさは変わってくるので今は気にしなくても大丈夫です。
具体的なターゲットを選定する
次に、自分のサービスを「どんな悩みを持ってる人に提供するのか?」を考えましょう。
例えば、英語が得意な人が、ただ「英語の翻訳をします」「英会話の上達法を教えます」だけのサービスでは抽象的すぎるんです。
英語使うのはどんな場面(ビジネス、旅行、TOEIC、受験勉強)かによって、ターゲット層がガラッと変わります。
英語で困ってる人の中に、さらに色んな悩みを持った人がいるので一括りにせず考えてみると、自分がどこの分野ならできそうかがさらに見えてきます。
他にも、イラストが描ける方は「イラスト書きます」だけじゃなく、プロフィール用イラストに特化してみたり、記念日やギフト用の似顔絵イラストに特化してみたり。
コミュニケーションが得意な人は、恋愛のトークについて教えたり、面接で好印象を与える話法について教えてあげたり、色んな市場やカテゴリーに横展開していくことも可能です。
サービスを売るには「売るための型」がある
タイトルを魅力的に
サービスのタイトルは最大25文字、キャッチコピーは最大30文字まで入力できます。
タイトルは本の見出しと一緒なので「第一印象」で中身を読みたいか、読みたくないかが決まります。
タイトル付けのポイントとしては、
- 誰向け?
- メリットは?
- 特徴は?
- 方法は?
- あなたは何者?
というのが分かるように工夫してみてください。
タイトル:10kg以上痩せたい方限定1ヶ月徹底サポートします
キャッチコピー:ボディビル大会優勝経験もある元プロトレーナーによるサポート
成約率を高める商品説明
説明文の構成は
- どんな悩みを持ってる人に(例:プロフィール用イラストが欲しいブロガーさんに)
- どういう方法&内容で(例:顔写真を元にオリジナル似顔)
- どんなメリットや成果が期待できるサービスなのか(例:ブランディングができてファン化に繋がる)
みたいな感じで、サービスのメリットや内容が明確に伝えていくことが重要です。
売れてるサービスほど商品説明の内容をしっかり書けてますし、内容が薄いサービスほど売れていないという分かりやすい統計が出ています。
なので、具体的な数字や実績などあれば書いたほうがいいですし、実績を証明できる画像や写真があるなら添付しておきましょう。
さきほどのターゲットの話でも挙げましたが、「誰に向けてのサービスか」を明確にしないと、見込み客のほうも自分にとって必要なのかどうか判断できません。
商品を売るためのコピーライティングの型はこちらの記事で詳しく書いています。
まずは500円~1,000円で出品して初期実績を
まず自分で稼いだ経験がない方は、とにかく「売れる」という成功体験を得ることが最も重要です。
スキルや経験はあるのに、それをお金に変えた経験がないと「価値がないのでは?」といまいち自信を持つことはできません。
これを打開する方法は、「価値提供してお金を貰う」という経験しかありません。
なので、ここのノウハウを参考にして自分なりに試行錯誤しながら、あとは他の出品者たちのサービスなども参考にしながら、1つまず出品していきましょう。
500円~1,000円でいいので出品してみて、実際に売るところまでやってみてください。
1万円、2万円となるとさすがに気が引けると思いますが、単価が安い分少しは気が楽になると思いますので、まずはとにかく行動です。
僕のクライアントさんにも全くビジネスもやったことない方はいますが、ココナラで出品したサービスが1つ2つと売れていくたびに自信をつけてきています。
低単価のサービスだったとしても、もし仮に100件売ったら「100名にサポートしてきました」「100名への販売実績あり」みたいな感じで、自分のブランディングとしても使えるわけです。
あとはコツコツと実績や経験値を積みながら、自信がついたら単価を上げれば利益も大きくなっていきますので、まずは1つ売っていきましょう。
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