「ブログカテゴリーを作ったほうがいいらしい」
・・だけど、その肝心のブログカテゴリーの決め方が分からない。と悩んでないでしょうか?
「とりあえず自分が興味があることを中心にブログを書けばいいや」と思ってる人も多いんですが、ブログカテゴリーを決めるのも理由があり、目的があります。
ブログカテゴリーって、ただ自分が書きたいテーマに沿って決めたらダメなんです。
発信の段階でブログカテゴリーを適当に決めて書いちゃうと後から修正が難しくなってしまうので・・・w
今回はブログカテゴリーの決め方やコツを解説していきます。
目次
ブログカテゴリーとは?

ブログカテゴリーとは?と説明するまでもないと思いますが、念の為。
ワードプレス管理画面の「投稿」→「カテゴリー」から設定できるんですが、カテゴリー設定しておくとブログ記事毎をテーマ別に分類させることができます。
例えば、グルメ情報に関するサイトを運営していたとします。
大阪グルメ、東京グルメ、百貨店グルメ、コンビニスイーツなど同じグルメ情報でも、地域や食べ物によってブログ記事の中身がそれぞれ変わりますよね?
それを全て一緒に「グルメ」と括ってしまうと、情報がどこにあるのかわかりづらくなる。
だからカテゴリーでジャンル分けして、整理するんです。
ブログカテゴリーを作るメリット
記事を書くテーマがブレなくなる
カテゴリーを決めることで、自分自身がまず書くテーマがブレなくなります。
あらかじめブログカテゴリーを決めておけば、このブログは「◯◯のカテゴリーが足りてないから今日はここを重点的に書こう」と把握もしやくなる。
また自分が書くテーマに迷ってしまった時も、自分はなんのためにこのブログを書いてるんだっけ?と原点に立ち戻ることもできます。
これを何も決めずに、闇雲に記事を書き続けてると絶対ブレてきますw
僕自身がそれを経験済みでして、「とりあえず起業とかビジネスについて書けばいいや」となんとなくブログを書き始めた結果、「何を書けばいいんだ・・」と行き詰りましたw
そうならないためにも、カテゴリーはしっかり決めておきましょう。
読者さんが記事を見つけやすくなる
ブログカテゴリーを決めることは、読者さんにとってもメリットがあります。
ブログカテゴリーって本で例えるなら「目次」みたいなものなので、読者さんが情報を探しやすくするという意味でもかなり重要な役割を担っています。
というのもブログに訪れた人は、あなたがどんな記事を書いてるのか?あなたはどんなテーマで記事を書いてるのか?を完全に理解できません。
ほとんどの人が、自分が知りたい情報を検索してたら、たまたまあなたのブログに辿り着いた。というケースがほとんど。
じゃあ、その時にブログの中の情報が整理されてなくて乱雑な状態だったら?
「他の記事を読みたい」って気持ちになれませんよねw
あるいはもっと他の記事も見たいけど、カテゴリー分けされてないがために探しにくくて他の情報にアクセスできない。なんてことにもなりかねません。
SEOに強くなる
ブログカテゴリーを整理することでSEO効果も上がります。
まず読者さんが記事を見つけやすくなる状態が作れるので、単純に巡回率(他のページも読んでくれる確率)が上がるんです。
他もページを読まれるということは、それだけでPV数が上がりますし、滞在時間も増えるので、Googleからの評価も貰えるようになる。
あとはカテゴリーのキーワードもSEOの評価を受ける対象になりますので、キーワードに引っかかるようにカテゴリーを決めておくことは重要。
ブログ運営について記事を書こうと思った時に「ブログについて」とひとまとめにするよりも、
- ブログ記事の書き方
- ブログアクセスアップ
- WordPressブログの作り方
みたいにカテゴリーを分類して具体的なキーワードで整理してあげたほうが、SEO効果が上がるってことです。
ブログカテゴリーの決め方とコツ
ブログカテゴリーの前にコンセプトを明確に
じゃあいざブログカテゴリーを決めようとなった時に、一番気をつけなければならないのは「ブログコンセプトはなんですか?」ってことなんです。
このブログは「誰のために書いてるのか?何のために書いてるのか?なぜあなたでなければいけないのか?」という問いに答えられるようにならないといけません。
例えば、「恋愛」をテーマにブログを書くとしたら。
恋愛で悩んでる人ってどんな人?何歳?男性?女性?どんな悩みを抱えてる?どんな情報を求めてる?あなたはどんな人の役に立ちたい?
っていう読者像やあなたが伝えたいことをしっかり整理しないといけません。
これはあなた自身の活動方針、ブログの運営方針にあたります。ここ整理できてるからこそ、ブログで何を書くべきか?が見えてくるんですね。
そうじゃないと絶対ネタ切れ起こしますし、方向性がバラバラな記事ばかり書いてると、自分自身がブレてきますので。
ターゲット設定やコンセプトの具体的な作り方は、下記の関連記事でも紹介してますので参考にしてみてください。
まずブレインダンプする
コンセプトが決まったら、次に「どんなジャンルが書けそうか?」をブレインダンプします。
ブレインダンプっていうのは、簡単に言うと「頭の中にある情報をメモ帳やワードに書き出す」ということです。
まずは自分が書きたいテーマについて、何が書けそうか?を「見える化」するんです。
本当にそれを書くかどうかは別にして、自分自身が頭の中を整理できてないとそもそもカテゴリーも決めれませんのでw
コツはとにかく量を出すということ。
「自分自身の経験」の中にアイデアがあればそれを書き出す。
Google・ヤフー知恵袋で調べて出てきた「ターゲット属性の悩み」があればそれを書き出す。
身近にいる人で悩んでる、困ってる人がいるならその人を思い浮かべて書き出す。
これはとにかく事例を知っていれば知っているだけ書けるので、もし思い浮かばない時はリサーチをしてください。
カテゴリーを決める
ブレインダンプで書きたいテーマの材料が見えてきたら、それを整理します。

こんな感じでマインドマップにするのも良し。ノートに箇条書きするのも良し。
カテゴリーを決める流れとしては、
- 大カテゴリーを決める(デートスポット、ファッション、コミュニケーションなど)
- サブカテゴリーを決める(デートスポット→花火大会、海、クリスマスなど)
という感じで作ります。
それぞれの大カテゴリーに対して20~30記事くらいは書けそうか?というのを1つ基準にしてもいいです。
そもそも興味もなく、情熱が持てないカテゴリーを書いても仕方ありませんからねw
SEO8割:人間性2割
もう1つコツがあります。
それはSEOを意識したカテゴリーを8割、人間性や自分のプライベートを出すカテゴリーを2割で決めるといいです。
僕は日記記事ばかり書くのは否定的ですが、ちゃんとSEOを意識したブログになっている。役に立つコンテンツを作っている。
その一部にプライベートな記事を盛り込むのはアリという考えです。
というのもSEOばかり意識して書く記事って、単純に読者さんにとってもつまらないんですよね。
「良いことは書いてあるんだけど、でもまた読みたいとは思わない・・」みたいな感じなります。
ブログ主(あなた)の人間性や考え方も伝えないとファンにはなってもらえませんから、そういう意味では日記記事もたまには必要になってきます。
あとは自分の息抜きのために必要ですw
SEOガチガチに意識して記事を書くと硬くなるし、楽しめなくなるし、機会的な記事になりやすい。だからたまには、自分が書きたいことを好き勝手書くんです。
そして意外なことに、適当に書いた本音記事のほうが読者さんにメッチャ刺さったりもしますw
コンセプトに沿ったカテゴリーを作ろう
- ブログカテゴリーの前にコンセプトを明確に←最重要
- まずブレインダンプする
- カテゴリーを決める
- SEO意識8割:人間性2割
ブログカテゴリーを決める時は、このポイントを意識して作るといいですね。
ただこれは一番上の「コンセプト」ですべて解決します。コンセプトが決まっていると何を書くべきか?が自分でわかるからです。
カテゴリーを何にすればいいか?って結局、自分がなにを書くべきか?が見えてないってことですからね。
ブログカテゴリーの決め方が分からないという方は、まず基本に立ち返ってブログを書く目的を明確にしてみましょう。
[…] ブログカテゴリーの決め方とコツは「コンセプト」で全て解決する […]