会社の拘束時間が長い、残業代が全く出ない、上司のパワハラが酷いなど、様々な問題で働くことに対する悩みを抱えてる方は多いです。
これを読んでるあなたはもしかすると「会社員を辞めたい!」と思いつめてるかもしれませんが、焦って動くのは禁物です。
僕は現在、起業して好きなことでお金を稼げるようになったので、結果的には会社員を辞めて良かったのですが…
後先考えずに会社員を辞めてしまったことで後悔した経験もあって、もうちょっと賢くできたかなぁと思うところも多々あったり。
そんな僕の過去の体験談を書いていきますね。
目次
後先考えずに会社員を辞めた僕が後悔したこと
僕が会社員を辞めるまでの経緯は上記記事で詳しく書いてるのですが、26歳のときに僕は無計画に会社員を辞めてしまいました。
勢いで辞めてしまうことは簡単ですが、後先考えずに辞めてしまうと僕みたいになってしまうのでおすすめはしません。
- 貯金がなくなって極貧生活になった
- 「起業独立してすぐ成功」なんて甘い世界はない
- クレジットカードが作れなくなった
それぞれの後悔体験談を説明していきますね。
貯金がなくなって極貧生活になった
ほとんど貯金がなく、しかも次の就職先なども一切決まってない状態だったので、生活をすることが危うくなりました(笑)
このままでは住んでいた賃貸マンションの家賃(家賃7万円)も払えないので、家賃2.5万円の築100年のところに引っ越します。
そして会社員時代に使ってたクレジットカードの請求も時間差であとから一気に押し寄せてくるw
これはヤバイと思いリボ払いに変更して、アルバイトをしながらクレジットカードの残高(ある意味、借金)を支払う日々。
- 靴底に穴が空いても買い換えるお金が勿体なくて、雨の日も靴の中がびしょ濡れになりながらバイト先まで通ったり
- スーパーで安売りしてる鳥肉と玉ねぎを炒めて、だしつゆで味付けした「料理」とも言えない食事で空腹をしのいだり
- 友達から飲みに行こうと誘われてもお金がなくて、「用事あるから」と嘘をついて断っていたり
こんな生活がしばらく続いたのですが、もうあの頃には戻りたくないですね(苦笑)
「起業独立してすぐ成功」なんて甘い世界はない
その後、アルバイトしながら「起業独立して自由な生活を手に入れてやる」と意気込んでました。
会社員を辞めてもオレはビジネスで成功するんだと、信じて疑わなかったのですが現実甘くはありませんでしたね。
稼げなかった頃は、いろんな情報に手を出してみるもののどれも中途半端で全く稼げず。
「今がチャンスだから」と権利収入という言葉に目がくらんで、ネットワークビジネスにチャレンジしたものの、製品代だけが増えて赤字になったり。
「こんなに良い投資話があるよ」と楽して儲かる系の話に乗ったものの、お金は結局1円も返ってこず、紹介してくれた人とも音信不通になったり。
「自分を変えよう」系の自己啓発セミナーに20〜30万払って参加しても、やる気になったのは一瞬だけで気が付けば元の自分に戻っている。
会社員やアルバイトと違って、「毎月の給料いくら」「1時間の時給いくら」という世界じゃないので、どれだけ働いても数字に結びつかないのであれば給料0円。
0から勉強もしないといけないし、自分で試行錯誤しながら思うようにいかないことばかりで、メンタルはかなり折られました。
クレジットカードが作れなくなった
「会社員」というだけで社会的信用があるのですが、その肩書きがなくなった瞬間にクレジットカードの審査が通りにくくなります。
僕は会社員を辞めた後に「比較的審査が通りやすい」と言われてるクレジットカード会社もことごとく落とされました。
なので、会社員というアドバンテージを利用して、作れるものは作っておいたほうがいいです。
他にも不動産や賃貸などの「審査」が必要なものは、「会社員」という肩書きがあるかはかなり影響します。
辞めてからでは遅いので、もし手続きが必要なものがあるなら済ませておいてください。
会社員を辞めずに今できることを考えてみよう
とりあえず僕は「会社を辞めてやる!」といきなり動くんじゃなくて、まず今の状況を冷静に見つめ直すことをおすすめします。
いまどの選択を取ることがベストなのか冷静に状況を理解できれば、僕みたいに失敗することもないと思いますので。
自分の経済状況やお金の使い方を見直す
まず会社員を辞めてしまって、一番困るのは「お金の問題」です。
仕事を辞めたら収入は当然なくなるわけで、次の働き口や収入の見込みがない限りは、収入0です。
もしすぐ辞めてもしばらく生活できる貯金があるなら別ですが、僕みたいに貯金がほぼないのに辞めると悲惨です(笑)
なので、今辞めてしまっても大丈夫な経済状況なのか?をちゃんと分析してください。
家賃5万円、光熱費1万円、通信費1万円、食費2万円、交際費2万円など細かく算出して、どれだけのお金が毎月必要なのか把握しましょう。
いまある貯金から最低何ヶ月あれば無収入でも生きていけるかを割り出せます。
貯金が仮に50万円あって生活費8万円は最低必要であれば、約半年間は無収入でも生きていけることになります。
じゃあその半年間の中で次の仕事を見つけるでもいいし、バイトしながら貯金を切り崩さないように工夫もできるし、半年間の間にビジネスを勉強して軌道に乗せていく期間にしてもいいし、いくらでも方法はあるわけです。
もし貯金がないのであれば、普段のお金の使い方を見直して少しでも貯金を作っていきましょう。
僕もそうでしたが「お金ない」という人の共通点として、無駄な出費が多いです。
例えば、間食や外食ばかりで食費が無駄に多かったり、収入に見合わない家賃を払っていたり、と「お金がない」と言ってる人ほど無駄な出費をしてる可能性があります。
家賃が高すぎるなら身分相応の部屋に引っ越すべきだし、実家暮らしでも問題ないなら余計なプライドを捨てて実家に戻るべきです。
そこで数万円でも浮けば、以前よりも経済的に余裕が出てくるので、お金も貯めやすくなります。
お金に余裕が出てきたら選択肢も広がりますから、まずそこからコツコツやりましょう。
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独立起業ではなく転職ではダメなのかを考える?
会社員をいきなり辞めて「独立起業じゃー!」と意気込んでしまう人もいますが、相当リスキーなのでおすすめはしません。
「もう既に顧客がいて翌月の売上が見えている」「具体的にこうすれば収入が見込める」という明確なプランがない限り、起業でお金を稼げるようになるのは時間がかかると思ってください。
先程も書いたようにビジネスでお金を稼ぐってそんなに甘くないので、「起業独立ではなく転職」という選択肢も1つ視野に入れましょう。
仕事が変わることで改善できることでなのであれば、無理して起業しなくてもいいわけですからね。
職種が合わないなら職種を変えればいいし、休みがなさすぎるなら休みが取れる仕事に変えればいいし。
人間はとにかくお金がないと生活できないので、まず毎月の生活費は最低限確保できる状態だけはあったほうがいい。
大きく稼げないとしても、毎月決まった金額を稼ぎつづけられる手段として会社員は、ある意味メリットといえばメリットです。
もちろん今の仕事が合わないから辞めたい!と思ってるんでしょうが、今抱えてる問題はそもそも起業じゃないとダメなのか?転職や他の選択肢で改善できないのか?ということを冷静に考えてみてください。
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副業で稼げるになってから会社員を辞める
それでも「会社員を辞めたい!」というなら、今やめるのではなく副業で稼げるようになってから考えましょう。
最終的に脱サラする・しないにしても、お金を稼ぐスキルを身に付けておいて損はないはずです。
毎月の収入は会社からちゃんと入ってきてるなら、生活費の心配をすることはないので、そのほうが精神的に落ち着いて副業にも集中しやすくなります。
以前の僕は週4~5日でアルバイトしながら、休みの日はビジネスをやってい半年で月商100万・利益30万稼げるようにまでなりました。
一度自分で稼げるスキルさえ身に付けば、稼ごうと思った時にやりさえすればいつでも稼げるし、生活が出来なくなるという不安もなくなります。
自分で稼ぎながらも就職やアルバイトも並行すればもっと稼げるわけですし、給料が下がったとしてもダメージも少ないわけです。
会社員という立場をうまく利用しながら、自分で自分の生活をコントロールできるスキルをしたかかに磨いてみてはいかがでしょうか。
最後に:自分の心や身体が壊れるくらいならすぐ辞めよう
とはいっても、もし「自分の心や身体が今にでも壊れてしまう」というくらい追い込まれてるなら、辞めてしまったほうがいいです。
なによりも自分の命が一番ですから。
僕は会社員を後先考えずに辞めてしまったことで後悔もありましたけど、結果的には「これはこれで人生良かったな」と思える部分のほうが大きいです。
意外と会社員を辞めてしまっても、なんとかしようと思えば人生なんとかなるものです。
いずれにせよ後悔のない人生を歩んでほしいので、自分の心に従って行動してもらえればと思います。
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