「会社を辞めたい」だから起業する。というサラリーマンの安易な発想は危険

   

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どうも、桑名です。

「サラリーマンなんて辞めて起業しろ」

一部のネット起業家やブロガーさんでよくこんな煽りをされてる方々をたまに見ます。

 

また僕自身も過去にネットワークビジネスをやっていたこともあり、

ネットワークビジネスをやってる周りの人達も同様に

「サラリーマンなんてダサい」という空気感がプンプン漂っていました。

 

それに煽られて僕も同じ価値観でいた時期がありましたが、

”偏った価値観の僕がダサいな”と今になってよく分かります(苦笑)

 

もちろんサラリーマンの給料だけでなく自分の力で稼げるように、

ビジネスや収入の柱を持つことは僕自身、推奨しています。

でもだからと言ってスグ会社を辞める必要はないと思うんです。

 

もし丁度、会社がしんどくて大変だと悩んでる時に、

「サラリーマン辛くてしんどいしから辞めて起業しようかな」

と、ネットの情報やセミナーや誰かの影響を受けまくってたら。。。

 

ちょっと待ってください。もう少し冷静に考えてみましょう。

 

会社を辞めたいという悩み

サラリーマンの悩み

給料が増える見込みがない

有給休暇が取れない

拘束時間が長い

毎朝満員電車に乗らないといけない

会社都合による異動や転勤

パワハラやセクハラによるストレス

嫌な上司、気の合わない同僚、取引先との人間関係

サービス残業や休日出勤

 

きっとこんな項目を一度は目にしたことがあるかもしれませんし、

今までにこんな悩みを持ってきた方はいるんじゃないでしょうか?

 

もちろんしんどいこともあるでしょうし、理不尽なこともあるかもしれません。

勤めている会社のせいで過剰なストレスを感じて、

心身ともに異常をきたすなら辞めるor休むべきだとは思っています。

 

でもちょっとの嫌なことが続いて一時的に精神的にしんどくなっていたり、

心の迷いで色んなことに目移りしてる時こそ、

正しい判断ができず感情的になりやすい危険性もあります。

 

サラリーマンはリスクあるから、サラリーマンよりも起業したほうが稼げる

もっと自分の心に素直になったほうがいい、自分らしい人生を生きよう

そんな甘い言葉に惑わされて感情的になると痛い目に合います。

 

 

26歳の頃、会社をアテもなく辞めた結果

僕は26歳の時に今の人生やこれからの生き方に疑問を感じて、

「会社で働き続ける」ことが考えられなくなりアテもなく退職してしまいました。

 

辞める前は自己投資のために色んな人に会いに行ったりセミナーを受けていて、

偏った影響をモロに受けすぎて「会社員=悪」という価値観が出来上がっていました。

 

なので、心に火がついた?時には周りが見えなくなり、

「サラリーマンなんてクソだー」という勢いで辞めてしまったんです。

 

会社を辞めた事実はもう覆らないしそこから得られたものは沢山ありますが、

心のどこかでしんどいサラリーマン生活から逃げ出したかった。のかもしれません。

 

その後、何が問題だったかってお金がマジでなかったことです(苦笑)

 

次の仕事も収入のアテもなく無計画で辞めたので、

貯金も底をつき始めるのも時間の問題でした。

 

駅チカの部屋を引き払って家賃2,5万円の治安の悪いボロ家に引っ越し、

貧乏生活しながらアルバイト代の一部を自己投資に充てる日々。

 

なんとか紆余曲折あり今はスタンダードな生活が送れていますが、

過去の自分に戻れたとしたらたぶんすぐには会社辞めずに、

計画を立てながら戦略を持った退職をしていたと思います(笑)

 

悪いこと言わないから見通しのない脱サラは辞めとけ

なぜ辞めたいのか?

会社がしんどい・仕事がストレス→だから起業したい・だからサラリーマン辞める。

過去の経験からしてもこの発想はハッキリ言って安易すぎます。

 

会社がしんどい、仕事がストレス、辞めたいのであれば、

なぜそう思うのか?なにが原因なのか?をちゃんと考える必要があります。

 

例えば上司に相談して解決出来そうなのかか、

自分の仕事のやり方を変えれば解決出来そうなのか、

わざわざ会社辞めなくても出来ることってないのか?

 

会社組織という枠組みの中でルールに従う必要性はありますが、

その中で対処できる方法があるならまず先にそっちをやるべきだと思うんです。

 

仮に、本当は生活に多少の余裕がでるお小遣いが欲しい程度なら、

無理に脱サラしなくても時給1,000円のアルバイトを6時間×週2日やれば、

5万円弱くらいなら掛け持ちでも何とか稼げますよね?

 

どうしてもやりたいことがある、どうしても起業したい。

だから会社を辞めたい、脱サラしたほうがいいなら分かります。

 

でも会社が辛い、仕事がしんどい辞めたい。だから起業しよう。

これだと「起業」が問題に対する解決策に全然なっていません。

 

脱サラすればストレスから解放されるとか、起業したら自由になるとか、

クソみたいなネット起業家たちに煽られて辞めようかなと安易に考えるのは、

冷静な判断ではないと僕は思います。

 

 

辞めた後のことまで考えてるか?

もし会社辞めたいんだとしても辞めた後の影響を現状把握できるように

辞めたことによる代償や犠牲を数値化・目視化すべきです。

 

“世間の評価”とか”履歴書に傷がつく”とかそういう話じゃなく、

自分の人生にとって必要なこと・ダイレクトに生活に影響を及ぼすことです。

 

今の生活レベルは維持できるのか、お金はいくら余裕あるのか、

これまでのお金の使い方でどれだけ今の生活レベルを維持できるか、

辞めたことでやりたいことが逆に継続できなくなる可能性はないか。

 

現状も理解できてないままとりあえず辞めたいという安易な感情的理由だと、

後々になって実生活や心身に対する影響がモロに響きます。

 

例えばやりたいことが既に決まっている、次の方向性が見えている。

もしくは、とりあえず辞めても生活には困らない。

それらの理由があって代償があっても生活にも大きなダメージもなく、

お金による精神的なストレスも少なそうであればいいんですが、、

 

以前の僕みたいに無計画にお金ないのに辞めちゃうとか、

貧乏生活による精神的ストレスが大きそうなら辞めない方が無難です。

 

「しんどいから今の状況から抜け出したい」

「今いる場所よりあっちのほうが楽そう」

こういう理由って感情的な理由であって実は全然理性的ではない。

 

ダイエットしなきゃいけないのにお腹すいたからケーキ食べてしまう。

ギャンブルで負け続けてるのにまだイケるかもと辞める事ができない。

それらと同じレベルだと思うんです。

 

それやったら一時的には気持ちいいだろうし感情的には満たされるけど、

その後の代償や犠牲のほうが大きいし残り続けます。

 

サラリーマンから起業を目指すなら

 脱サラするなら計画的に

いつか脱サラを目指して会社を辞めるにしても、

無収入でもしばらくは生活する分には余裕ある貯金があって、

もしくは生活費程度の収入が見込める状態が出来てからです。

 

例えば、サラリーマンしながら休みの日や空き時間で、

「せどり」で少しづつ資金を貯めて増やしていくとかか、

アフィリエイトや情報発信で仕組みを構築することを続ける。

参考記事:【せどりとは何ぞや?】起業・ネットビジネス初心者に向けて解説するよ

 

何をやればいいのか分からないなら人に会いに行って情報収集したり、

今までの生活を維持しながら勉強+実践がてらドンドンやる。

 

もし生活費が20万は必要で本業とは別に20万円稼げるようになったり、

将来的な収入の見込みがあって一定期間無収入でも生活できるなら、

その時に辞めるかどうか考えてもいいわけです。

 

間違ってはいけないのは僕みたいに誰かの価値観を鵜呑みにして、

暴走して無計画に会社辞めたり後先考えずに無茶しないことです。

 

生活が出来ないリスクを背負うのは本当にヤバイんで、

無計画な脱サラだけはオススメはしないです。

 

 

サラリーマンのメリットを活かす

自己成長意欲が高く起業や副業を考えてる人ほど

サラリーマンという仕組みを利用しない手はありません。

 

だってお給料貰いながら社会勉強もできて、スキルや知識がついたり、

会社のリソースを使って個人レベルでは出来ない仕事までさせてもらえる。

 

余程の重大問題を起こさないかぎりミスをしても責任は会社が取ってくれるので、

ある意味で守られたコミュニティの中で収入を確保できるわけです。

 

自分の能力を磨いたり収入の柱を構築しておけば、

もし時代の流れや景気の悪化とともリストラに合うリスクが高まっても、

いつでも辞表を自ら叩きつけることができます。

 

 

アルバイトor仕事を変えて「時間」を優先する

もちろん無理にサラリーマンや今の会社に固執する必要はなく、

アルバイトでも仕事を変えてでも生計が立てられるのならそれもアリです。

 

他にやりたいこと(やるべきこと)があるなら「時間」を優先すべきです。

最悪正社員を辞めてしまったとしても割の良いアルバイトであれば、

掛け持ちなどで生活費を賄いつつビジネスをやる事もできますし。

 

今の仕事が好きでずっとやり続けていきたい、

その業界でスキルアップやキャリアアップを目指したいのなら別です。

 

でも、どうしても自分の力で稼げるようになりたい方、

会社や組織に依存する生き方はしたくないという方は、

優先順位を考えて自分のやるべきことに時間を割くべきです。

 

1日24時間という限られた時間を、

必要ではないことに割くほど無駄なことはありません。

 

既にやりたいことが定まっている、やるべきことが見えてるのであれば、

「お金」だけではなく「時間」というリソースをどう使うのか?も重視すべきです。

 

まとめ

会社員・サラリーマンが良いとか、悪いとかじゃなくて、

結局自分がどう生きたいのか?どうしたいのか?が一番重要だと思うんですね。

 

だって自分が好きでやってる仕事なのに、

他人からどうこう言われて生き方を変えるのって違うじゃないですか?

 

もちろんビジネスや収入の柱を作ることを僕は推奨はしてますが、

それが自分の人生にとって重要でないならやる必要なんて全然ないわけです。

 

もし自分の人生において起業する必要がある、ビジネスをやる必要があるなら、

その上で学べばいいし、取り組めばいい。と思います。

 

もし一部の変なネット起業家やブロガーやネットワークビジネスの成功者に煽られても、

「すぐ会社辞める」とか思わずに自分はどうしたいのか?を冷静に考えましょう。

 

では、また。

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